06/09/2026
子宮頸がんと診断された30歳の日本人女性の例から考える【子宮頸がん検診と予防の重要性についての啓蒙】 スカイアーチ メディカル クリニック ブリスベンの長島医師が解説します。
本日は、当院で子宮頸がんと診断された女性のことと、そこから学ぶことが出来る、今後、強く勧められること、について語りたいと思います。
30歳の女性が、もともとは別の理由で当院を受診されました。
診察の中で子宮頸がん検診についてお話しする機会があり、「これまで一度も子宮頸がん検診を受けたことがない」とのことでした。また、Human Papilloma Virus ワクチンも接種したことがありませんでした。
そこで、子宮頸がん検診である、HPV PCR検査を行うことになりました。その結果、ハイリスクであるHuman Papilloma Virus 16型が陽性と判明しました。
その後、精密検査を進めていった結果、最終的に子宮頸がんと診断されました。さらなる治療が必要となり、彼女は治療のため日本へ帰国することになりました。
子宮頸がんと診断され、彼女は大変な恐怖を感じたと思います。医療界に身を置いているものとしては、これは痛恨の出来事と言えます。
彼女は、30歳になるまで、一度も子宮頸がん検診を受ける機会がなかったのです。
子宮頸がんは、検診によってがんの早期の段階で発見できる可能性があります。また、その原因のHuman Papilloma Virusに対しては、ワクチンによる予防が重要です。
オーストラリアでは、25歳からHPV PCR検査を用いた子宮頸がん検診が推奨されています。日本では検査方法が違うこともあり、20歳から推奨されています。
対象年齢になったら、ぜひ子宮頸がん検診を受けてください。
そして、まだHPVワクチンを受けていない方は、接種について医師に相談してください。
子宮頸がんについて、私は検診と予防の重要性をこれからも強く訴えかけていきます。このメッセージを診てくれた方々のなかで、同じ主張をお持ちの方は、ぜひつながって、推奨と啓蒙を広めていきましょう。
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