22/02/2026
旅の記録
その6 色々あった、そしてインド
フォトコーチンからカヌールという街に移動。最初夜行バスを考えていたのですが(ベトナムでの経験が快適だったので)、体力の温存も鑑みて、急遽国内線にしました。この際、どうやっても、夜行バスがキャンセルできなかった。これがオンラインでの取り引きと、SMS認証、eSIM、IPアドレス等の面倒なところです。しかも、この苦戦の間、メインのメールソフトであるyahooのメールアプリから誤ってログアウトしてしまい、少なくとも、旅行中は不正と思われアクセスできず、さらなる二重認証の不可や、ストレイジとして保存していた諸々情報も取得できず、本当に困った。心からおかげさまと思うのは、全てプリントアウトとスクリーンショットでまとめていたこと、旅行中に約束していた人とはWhatsApp 等で繋がっていたことです。それでも、30年使っているアカウントの停止への恐怖は常に行程に付きまといました。(結局帰国後難なくログイン)
もう誰も、電話やメールやチャットで、困ったことを解決してくれません。AIでバンバンループにされます。全てがセルフで、出来なければ、自分のせいになります。
うまくいけばスムーズで便利で、働いている方の個々にかかる比重が少ないのでしょうが、このシステムに頼り切るにはまだまだイレギュラーな不都合があって、おばちゃん、ほとほとくたびれました。
そんな私にカヌールの街は優しかったです。以前より伺いたかった手紡ぎ手織りの工場は、天然素材への愛と、マニュアルの範囲での技術革新に熱心で、心より感服いたしました。私のやっているお商売なんて、小さいものですが、ここで、何か一緒にやりたいと思い、今企画を練っています。
カヌールの街は、庶民のための果物や食材や生活用品の活気あるマーケットと、美しい木々やビーチと、最高の魚カレーと、ケララの朝食があり、とてもとても癒された。人々は観光地化の負の側面からまだまだ遠く、インドは近い将来ゴミに埋まるよね、という心配もここでは払拭された。そしてこの機屋さんのご厚意で滞在したゲストルームが、シンプルで清潔で広くて、アラビア海を望むバルコニー。やっぱり、良き空間は健康な心身に寄与するなぁと思ったのでした。
私は今回の全行程で、スーツケース大小2つ分仕入れはしましたが、自分のものは何も買いませんでした、一つだけ、カヌールで黒曜石のシルバーの指輪を除いては。お守りがわりにずっと付けています。なんとなく、この街の雰囲気を纏いたく。
インドは、日差しや気温や湿気や喧騒や面倒で、もうお腹いっぱいです〜となることも多々なのですが、いつも離れるとき、おセンチな気持ちになる。こういう言い方は失礼なのかもしれませんが、14億人総出で純真、巨大な子ども魂の塊という印象があって、しばし触れていて、離れるとなると離れ難い。
東アジアを圧巻している、男女ひっくるめた、フェミニン化、お人形さん化みたいな波からは程遠く、髭もじゃのこっぷりした頼れる男優さんたちと顔にも体にも髪にも、土着の生命力が漲る女優さんのボリウッドムードは依然大人気。色鮮やかなサリーや、パンジャビーや、アプリ予約でないオート三輪も 変わらず日常です。自分が過去に訪れた場所が、記憶のパワレルワールドのように、未だ存在しているように思ってしまうのは、大概錯覚で傲慢なのですが(その土地土地の進化変化がある)インドに関しては、少し望んでしまう所以はそういったところです。
#インド旅