31/03/2026
【退院前カンファにおける病院家庭医の役割って??】
こんにちは!年度末になってしまいましたが今年も第21回若手医師のための家庭医療冬期セミナーに当科専攻医が参加したので、ご報告です!
今年はランタンフェスティバルのあたたかな灯りがともる長崎での開催でした🚢
病院で家庭医が働くとはどういうことか。患者さんにとって・地域にとってどのような価値があるのか。日々家庭医専攻医有志でそんなことに思いを巡らせていますが、冬期セミナーという場をお借りして、より多くの皆様と議論する場を頂きました!
昨年の「病診連携を深める紹介状の書き方」に引き続き、身近で親しみやすいテーマとして今回は「退院前カカンファレンス」を用いました!
セッションでは、実際に参加者が医師以外の役割を模擬体験しカンファを行うことで、多職種の役割・葛藤に思いを馳せると共に、それを通して医師の役割を見つめ直すことができました。そして、講師の春田淳志先生からは、退院前カンファの振り返りの視点についてレクチャーをして頂きました。私は今まで振り返りの焦点が自分・患者さんに向きがちでしたが、このレクチャーを通して新たな視点が加わり、退院前カンファだけでなく診療全般において、多職種との相互作用やチーム・ダイナミクスを意識できるようになりました。
セッションの最後に、参加者のある先生がおっしゃった「多職種連携はjazz session」という言葉がとても印象的で、腑に落ちました!多職種連携では、その場の誰かの出方に応じて乗っかったり、相手の力量に応じて他の誰かが役割や雰囲気を調整したり、ということが確かに行われています。自分が前に出過ぎることなく、それぞれの専門性・プロフェッショナリズムを活かしつつバランスが取れたカンファを、今後も心がけていきたいと思います。
またこれを足がかりに、院内の多職種カンファのあり方についても再考できればと思います。
文責:総合診療科専攻医 後藤初菜