ことばと発達の相談室「はじまりの家」

ことばと発達の相談室「はじまりの家」 八尾市内で訪問を中心とした、発達&ことば相談をしています。また、不定期に、支援に役立つブレインジムや、ビルディングブロックアクティビティーの講座を開催しています。

八尾市、大阪市を中心に、吃音・偏食少食、離乳食相談、ダウン症のお子さんのことばと発達の相談、口唇口蓋裂をはじめ発音の治療(成人・子ども)
発達障害児者のための自分らしさを発見するための、ブレインジムの講座を行っています。
詳細は、「はじまりの家」ホームページへ。
https://www.kotobahattatsuhajimarinoieweb.com/

【「昔だってワンオペだった」のに。なぜ、今のワンオペ育児はこんなに苦しいのだろう?】「ワンオペ育児はつらい」この言葉を聞くたびと私たちの世代の中には、少し不思議に感じる人もいるかもしれません。「私たちの頃も、ワンオペは当たり前だったよ!」確...
01/09/2026

【「昔だってワンオペだった」のに。
なぜ、今のワンオペ育児はこんなに苦しいのだろう?】

「ワンオペ育児はつらい」

この言葉を聞くたびと
私たちの世代の中には、少し不思議に感じる人もいるかもしれません。

「私たちの頃も、ワンオペは当たり前だったよ!」

確かに、そうでした。

「昔のお母さんはできたのだから、今のお母さんもできるはず」

と思いたい、けれど。
何やら違う。

昔のワンオペ育児と、現代のワンオペ育児は、
同じように見えて、少し「中身」が違うのですよね。

★昔のお母さんも、大変だった!

まず、ここは忘れてはいけないと思います。

昔のお母さんたちが楽だったわけではありません。

家事も今よりずっと手間がかかりました。

洗濯機だって、二層式の時代。
紙おむつもない。

夫が育児をすることも、今ほど当たり前ではありませんでした。

もちろん、週休だって、
土曜日半ドン。

そして何より、

「子育てがつらい」
「もう限界」

と口にすること自体が難しい時代でしたよね。

だから、昔を美化する必要はありません。

昔のお母さんたちも、本当に大変だったのです。

★でも、今の育児には「見えない仕事」が増えている

たとえば離乳食。

「この大きさでいいのかな?」

検索する。

「鉄分が不足しやすい」と出てくる。

さらに検索する。

「手づかみ食べが大切」

という情報が出てくる。

別のところでは、

「窒息に注意」

と書いてある。

さらに、

「お口ぽっかん」はだめ
「噛む力を育てましょう」
「自己肯定感を大切に」
「発達を見逃さないで」
「動画の見せすぎに注意」
「言葉かけが大切」
「頭の形をきれいに」

……。

一つひとつは、大切な情報です。

でも、それが毎日、何十、何百と入ってきたらどうでしょう。

現代のお母さん、お父さんは、

子どもの世話をしているだけではないのです😭

情報を集め、

比較して、

選択して、

判断して、

その結果について責任まで感じています。

「育児のワンオペ」だけではなく、

【判断のワンオペ】

にもなっているらしい。

★そして「子どもを一緒に見ている人」が減った

昔は、良くも悪くも、人がいました。

祖父母。

近所のおばちゃん。

兄弟姉妹。

近所の子どもたち。

もちろん、人間関係が濃いことのしんどさもありましたよね😅💦

だから「昔は地域でみんなで育てていた」と単純に美化するつもりはありません。

それでも、

「ちょっと見といたるよ」

「うちの子もそうやったよ」

「そんなもんやで」

と言ってくれる人が、生活の中にいた家庭は今より多かったと思います。

大切なのは、手伝ってもらうことだけではないのです。

【自分以外にも、この子を知っている大人がいる。】

これは、とても大きなことなのです。

★今は「ちゃんと育てる!」の基準も高くなった

事故を起こしてはいけない。

発達を見逃してはいけない。

栄養にも気をつける。

言葉も育てる。

自己肯定感も大切にする。

怒りすぎない。

叱りすぎない。

スマホを見せすぎない。

外遊びも必要。

絵本も読んだほうがいい。

子どもの気持ちにも寄り添う。

全部、大切です。

でも、全部を完璧にやろうとすると、

親は24時間、

「我が子専属の発達支援者」

のようになってしまいます。

それでは疲れて当然です💦

★そして、もう一つ。

昔の子どもは、今よりも

「大人の生活についてくる」

という場面が多かったように思います。

お母さんが家事をしている横で遊ぶ。

買い物についていく。

大人同士が話している間、待つ。

何もすることがなくて、退屈する。

そして自分で何かを見つけて遊び始める。

今は、

「子どもと遊んであげなくては」

「たくさん話しかけなくては」

「発達によい刺激を与えなくては」

と、親がずっと子どもに関わり続けようとしてしまうことがあります💦

でも、

子どもには「間」も必要。

子どもが見つける。

触ってみる。

失敗する。

考える。

困る。

お母さんを見る。

お母さんも見る。

目が合う。

「できないね」

もう一度やってみる。

できた。

一緒に笑う。

そんな小さなやりとりの中に、

共同注意も、

共感も、

ことばの芽もあります。

だから、

ずっと遊んであげなくてもいい。

ずっと話しかけなくてもいい。

退屈する時間があってもいい。

失敗する時間があってもいい。

お母さん、お父さんにも、自分の生活があっていい。

昔のお母さんが強かったわけでも、

今のお母さんが弱くなったわけでもないのです。

そうすると。

昔のワンオペには、
【身体的なワンオペ】が大きかった。

現代はさらに。

【心理的なワンオペ】
【情報のワンオペ】
【判断のワンオペ】
【責任のワンオペ】

まで重なりやすくなった💦

だから、しんどい😭

これから必要な子育て支援は、

一人で調べなくていい。

一人で決めなくていい。

一人で責任を背負わなくていい。

そして、

「この子のこと、一緒に考えよう」

と言ってくれる人がいること。

もしかすると現代の子育てに一番必要なのは、

新しい育児法でも、

新しい知育教材でもなく、

【子どもを真ん中にして、一緒に考えてくれる人】

なのかもしれません。

昔の育児に戻る必要はありません。

でも、

「子どもは、たくさんの人との関係の中で育つ」

という当たり前だけは、

大切にしていきたい現代の育児ですね。

「片づけられない女たち」を、30年後の今、読み直してみるずいぶん昔に話題になった本があります。サリ・ソルデンの『片づけられない女たち』。原著が出版されたのは1990年代。当時、このタイトルはかなり衝撃的でした。「片づけられない」「時間を守れ...
01/09/2026

「片づけられない女たち」を、30年後の今、読み直してみる

ずいぶん昔に話題になった本があります。

サリ・ソルデンの
『片づけられない女たち』。

原著が出版されたのは1990年代。

当時、このタイトルはかなり衝撃的でした。

「片づけられない」
「時間を守れない」
「忘れ物が多い」
「家事がうまく回らない」

そんな女性たちの中に、実はADHDの特性を持つ人がいる。

それを広く知らせた本でした。

でも、30年ほど経った今、この本を読み直すと、私は別の問いも見えてくるように思います。

そもそも、なぜ「片づけられないこと」が、女性にとってこれほど大きな問題になったのでしょう。

男性の一人暮らしの部屋が散らかっていたら、

「まあ、男の人だからね」

で済まされることがある。

ところが女性の家が散らかっていると、

「だらしない女性」
「家事のできない妻」

さらに子どもがいれば、

「ちゃんとしていない母親」

という評価までついてくる。

ここには、ADHDとは別の問題があります。

---

ADHDには、

注意を持続すること、
予定を管理すること、
物を整理すること、
時間を見通すこと、
複数の仕事を順序立てて進めること、

などの難しさが生じることがあります。

これは実行機能などと関係する、ADHDそのものの困難です。

でも、

「だから私は女性としてダメだ」

は、ADHDの症状ではありません。

ここを分けて考える必要があります。

現在の研究でも、女性のADHDは男性より見逃されたり、診断が遅れたりしやすいことが改めて問題になっています。特に子ども時代、周囲を困らせるような多動・衝動性が目立たない女児は、支援につながりにくい可能性があります。

そして成人してから診断された女性たちを調べた研究では、

自分をコントロールできない感覚、
対人関係の難しさ、
社会・情緒面での苦しさ、

そして診断された後に、

「ようやく自分を理解できた」

という自己受容が生まれることなどが報告されています。

---

ここで私は、ADHDだけではなく、

「女性に何が期待されてきたのか」

という問題を考えたくなります。

家の中をいつもきれいにしている。

毎日きちんと料理する。

季節の行事を大切にする。

家族全員の予定を把握する。

子どもの学校の持ち物を忘れない。

親戚づきあいも忘れない。

そして、

「いい妻」
「いいお母さん」

でいる。

こうした仕事の多くは、長い間、女性の仕事として扱われてきました。

しかも私たちは、それを女性に「やりなさい」と命令してきただけではありません。

もっと巧妙な方法で、次の世代へ伝えてきたのかもしれません。

家事を完璧にする女性を、
「立派な女性」と褒めることによって。

お正月には立派なおせち料理を完成させる。

家の中はいつも美しく整っている。

家族のことを何より優先する。

子どものためなら自分を犠牲にする。

そういう女性を、

「素敵なお母さんですね」

と私たちは褒めてきた。

褒めることは、一見とても肯定的です。

でも、

何を褒める社会なのか

ということは、その社会が何を「望ましい女性像」としているのか、ということでもあります。

---

だから『片づけられない女たち』というタイトルを、今なら少し違った角度から読んでみたい。

「なぜ、この女性たちは片づけられないのか?」

だけではなく、

「なぜ、女性は片づけられなければならないのか?」

と。

もちろん、散らかったことで本人が困っているなら、ADHDへの具体的な支援は必要です。

環境を整える。
予定を見える化する。
物の置き場所を決める。
やることを小さく分ける。

そういう支援は大切です。

でも同時に、

本当に本人が困っていることなのか。
それとも「女性ならできるべき」と思わされて苦しんでいるのか。

そこも見なければならないと思います。

---

そして、この問題は「片づけ」だけではありません。

料理も。

美容も。

育児も。

「いつまでも若く、美しく」

「子どものことを一番理解している母親」

「子どものために努力する母親」

そういう女性を褒め続けることで、私たちは知らないうちに、

「女性とはこうあるべき」

を次の女性たちへ渡してきたのかもしれません。

女性ADHDの研究は、近年さらに進み、月経周期や思春期などのホルモン変化と症状との関連も研究されるようになりました。ただし、2025年のシステマティックレビューでも条件を満たした研究はわずか11件で、まだ「女性特有のADHD」を単純に語れる段階ではありません。

だからこそ、

脳の問題だけにしてしまわない。
女性の問題だけにしてしまわない。

その人自身の特性と、その人を取り巻く社会の両方を見る。

30年前の
『片づけられない女たち』。

今読み返してみると、

「ADHDの女性はなぜ片づけられないのか」

という本だけではなく、

「私たちは、女性に何を求めてきたのだろう?」

という問いを投げかけてくれる本にも見えてきます。

そして、もう一つ。

「子どものためにすべてを尽くす母親」を
“いい母親”として褒め続けてきたことは、
いったい何を生んだのでしょう。

私は、そこも考えてみたいと思っています。

22/08/2026

「伝わらないとき」は、そもそもの前提が違っているのかもしれない

「ミルクや牛乳をたくさん飲んでいると、お腹がすきにくくなりますよ」

「だから、少し量を減らしてみましょう」

偏食や少食のご相談の中で、私はこうお伝えすることがあります。

でも、不思議なくらい伝わらないことがあります。

何度説明しても、

食事をほとんど食べない。
だから心配になって、ミルクや牛乳を飲ませる。

すると、さらに食事を食べない。

そして、

「この子は本当に食べないんです」

という相談になる。

私はずっと、

「どうして、こんなに説明しているのに伝わらないんだろう?」

と考えていました。

でも最近、ひとつ気づいたことがあります。

もしかすると、

知識が足りないから伝わらないのではなく、そもそもの「前提」が違っているのではないか。

ということです。

---

牛乳もミルクも「飲み物」?

たとえば、

水。
お茶。
牛乳。
ミルク。

私たちから見ると、同じ「液体」でも、その意味はかなり違います。

水やお茶は、基本的には水分補給です。

一方、牛乳やミルクにはエネルギーや栄養があります。

当然、量が多くなれば、食事のときの空腹感にも影響します。

ところが、

「牛乳もミルクも、水やお茶と同じ『飲み物』」

という捉え方をしていたら、どうでしょう。

「喉が渇いたから牛乳」

「食べなかったからミルク」

「寝る前にもミルク」

「欲しがるから、もう一本」

となっても、それほど不思議ではありません。

本人の中では、

「食事を与えている」

という感覚ではなく、

「飲み物を飲ませている」

という感覚なのです。

だから、

「そんなに飲ませたら、お腹がいっぱいになりますよ」

と何度説明しても、

こちらが思っているほど伝わらない。

話を聞いていないわけでも、

理解する力がないわけでもない。

そもそも、見えている世界が違う。

そんなことがあるのだと思います。

---

大人だったらどうでしょう?

こんなふうに考えてみると、少し分かりやすくなります。

夕食前に、

牛乳をたっぷり飲む。

あるいは、

栄養価の高い飲み物を何杯も飲む。

甘いジュースをたくさん飲む。

そのあと、

「さあ、お腹をすかせて夕食をしっかり食べましょう」

と言われたら、どうでしょう?

水やお茶を飲んだときとは、身体の感じが違うはずです。

だったら、一度、

「この量を自分が食事前に飲んだら、そのあと普通にご飯を食べたいだろうか?」

と考えてみる。

これは保護者を責めるためではありません。

子どもの身体で起きていることを、私たち大人の身体感覚に置き換えてみるためです。

---

「説明する」だけでは変わらないことがある

支援をしていると、

「ちゃんと説明したのに」

と思うことがあります。

でも、

伝えたことと、伝わったことは違います。

そして、さらに言えば、

「分かりました」と言ってもらえたことと、

その人の中の前提そのものが変わったことも違います。

だから私は、

伝わらないときほど、

「どうして分かってくれないの?」

ではなく、

「この人は、どんな前提でこの行動をしているんだろう?」

と考えることが大切なのだと思います。

---

行動には、その人なりの理由がある

食べないからミルクを飲ませる。

食べないから牛乳を飲ませる。

これも、

「栄養をとらせてあげたい」

「お腹をすかせたままにしたくない」

「成長してほしい」

という親御さんなりの理由があることが多いのです。

だからこそ、

「牛乳を減らしてください」

だけではなく、

なぜ今その量を飲ませているのか。

そこを一緒に考える必要があります。

そして、

「食べないから飲ませる」



「たくさん飲む」



「空腹になりにくい」



「さらに食べない」

という循環になっているのであれば、

その循環を一緒に見える形にしていく。

すると初めて、

「飲ませないように我慢させる」

ではなく、

「食事でお腹がすく身体のリズムをつくってあげる」

という意味が見えてきます。

---

伝わらないときほど、「前提」を探してみる

これは、ミルクや牛乳だけの話ではありません。

子育ても、

療育も、

職場でのコミュニケーションも、

家族との話し合いも同じです。

何度言っても伝わらない。

そんなとき、

説明を10回、20回と繰り返す前に、

一度考えてみる。

「もしかして、私とこの人では、そもそもの前提が違うのでは?」

そして、

相手がどんな世界を見ているのかを知る。

そこから伝え方を考え直す。

「伝わらない人」と決めつけるのではなく、

「まだ、お互いの前提が共有できていないのかもしれない」

と考えてみる。

支援とは、

正しいことを一方的に教えることではなく、

相手の見ている世界を知り、

そこから一緒に橋をかけていくことなのだと思います。

伝わらないときは、知識が足りないのではなく、そもそもの前提が違っているのかもしれない。

私は最近、この視点をとても大切にしています。

15/08/2026

【ブレインジム101、O.B.O、ヴィジョンサークル。どれを受けたらいいの?】

ブレインジムには、いろいろな講座があります。

「101とO.B.Oって何が違うの?」
「ヴィジョンサークルって、目のトレーニング?」
「最初はどれを受けたらいい?」

そんなふうに思う方も多いかもしれません。

私なりに、とてもシンプルに表現すると、

🌱 ブレインジム101
「私は、何をしたい?」

🧠 O.B.O(Optimal Brain Organization)
「私は、どんなふうに学んでいる?」

👀 ヴィジョンサークル
「私は、どんなふうに世界を感じ、見ている?」

そんな違いがあります。

**********

🌱 ブレインジム101

ブレインジムの基本となる講座です。

26種類のエクササイズを体験しながら、

「今、自分の身体はどう感じている?」

「私は何に困っている?」

「本当はどうしたい?」

そんなことに気づきながら、機能的な目標設定とバランス調整を学んでいきます。

「○○を治すために運動する」というより、

自分がしたいことのために、身体を動かしてみる。
そして、その前後の自分の変化に気づく。

私は、ここがブレインジム101の面白さだと思っています。

**********

🧠 O.B.O

101を修了した方が進める中級講座です。

利き手だけではなく、

利き目
利き耳
利き足
脳半球の優位性

などのプロファイルも体験します。

でも、

「右脳型だから○○」
「左脳型だから○○」

と人を分類するための講座ではありません。

大切なのは、

私は、どんなときに力を発揮しやすい?
プレッシャーがかかると、どうなる?
これまで、どんな方法で学んできた?

と、自分自身の学び方を見つめていくこと。

「私は何者?」
「私はどうやって学んでいる?」
「私はどこへ向かいたい?」

そんな問いが、とても面白い講座です。

**********

👀 ヴィジョンサークル

こちらは101を受講していなくても参加できます。

ここでいう「ヴィジョン」は、単なる視力のことではありません。

見る、聴く、触れる、動く。

子どもの頃から積み重ねてきたさまざまな感覚や身体の経験を、8つの「サークル」という視点から探検していきます。

34種類のヴィジョンジムや、子どもの頃に夢中になったような遊びもたくさん。

「見る」ということを入り口にしながら、

自分はどんなふうに周りの世界に注意を向けているんだろう?

そんなことを、身体を使って体験していきます。

**********

だから、

🌱 自分の目標や身体の変化に気づいてみたい
→ ブレインジム101

🧠 自分の学び方や左右の使い方をもっと探究したい
→ O.B.O

👀 見ること・感覚・身体・遊びを通して自分を探究したい
→ ヴィジョンサークル

という選び方もできます。

そして私は、

どれか一つが正解なのではなく、それぞれ入口が違う

と思っています。

「これをすれば脳が変わります」
「このエクササイズで○○が治ります」

そんなことを約束する講座ではありません。

むしろ、

やってみる。
感じてみる。
気づいてみる。
そして、自分で選んでみる。

その体験そのものを楽しんでほしい。

大人になってから、

「自分の身体って、こんなふうに動くんだ!」

「私はこういうとき、こんな見方をしているんだ!」

「こうすると心地いい!」

と気づくのは、意外なくらい面白いものです。

そして、その体験は、

子どもを「変える方法」を探すことよりも、

目の前の子どもは今、何を感じているんだろう?

と、その子を見ることにもつながっていくかもしれません。

ブレインジム101。
O.B.O。
ヴィジョンサークル。

入口は違っても、

「自分自身を体験し、気づいていく」

そこには共通する面白さがあります。

さて、あなたなら、
どの入口から探検してみたいですか?

15/08/2026

🍀【赤ちゃんを見ている人にこそ、身体で体験してほしいBRMTリズミックムーブメントトレーニング】🍀

赤ちゃんを支援していると、

「なんだか反り返りが強いな」

「抱っこすると、いつも同じ方向を向く」

「うつ伏せが苦手そう」

「身体に触れると、すごく力が入る」

「授乳のとき、姿勢がなかなか決まらない」

そんな赤ちゃんに出会うことがありませんか?

助産師さん。

保健師さん。

看護師さん。

保育士さん。

PT・OT・STさん。

そして、乳児期の親子に関わっている皆さん。

赤ちゃんの身体を見ていると、

「この子の身体の中では、何が起きているんだろう?」

と思うことがあります。

でも赤ちゃんは、

「この姿勢、しんどいよ」

「こっち向きは苦手なんだ」

「今は触ってほしくない」

とは、ことばでは教えてくれません。

だからこそ、

身体を読む。

私は、乳児支援ではこれがとても大切だと思っています。

✤✤✤✤✤✤✤✤✤

BRMT
リズミックムーブメントトレーニングでは、

乳幼児期にみられるリズミカルな動きなどをヒントにした、さまざまな身体の動きを体験します。

揺れる。

丸くなる。

伸びる。

頭を動かす。

左右を使う。

身体をひねる。

自分で動く。

そして、

相手から動きを受け取る。

でも、

「この運動をすれば発達します」

ということを覚えるだけの講座にはしたくありません。

まず、

大人自身が身体で体験する。

「私は、この動きが心地いい」

「あれ?これは苦手」

「右と左で全然違う」

「このくらいの揺れなら好き」

「これは、もうやめてほしい」

やってみると、

自分の身体にも、

たくさんの

YESとNO

があることに気づきます。

✤✤✤✤✤✤✤✤✤

ここで、赤ちゃんに戻ってみます。

赤ちゃんにも、

もちろん、

YESとNOがあります。

触れたときに、

ふっと身体の力が抜ける。

目が合う。

こちらに身体を預けてくれる。

もう一回を待っているような表情をする。

反対に、

顔をそむける。

身体を固くする。

手を引く。

泣く。

呼吸が変わる。

視線を外す。

それも、

赤ちゃんからの大切なメッセージかもしれません。

ことばがないから、

「わからない」のではない。

ことばではない方法で、たくさん話している。

乳児支援者だからこそ、

そこをもっと丁寧に読みたいと思うのです。

✜✜✜✜✜✜✜✜✜

そしてBRMTでは、

TLR、

ランドー反応、

STNR、

脊髄ガラント反射、

バビンスキー反射など、

乳幼児期の身体発達について考える視点も学びます。

でも、

「反り返るから○○反射」

「向き癖があるから○○反射」

「この反射を統合すれば授乳がうまくいく」

そんなふうに、

赤ちゃんを一つの反射だけで説明したくありません。

赤ちゃんの身体には、

姿勢も、

呼吸も、

感覚も、

覚醒も、

運動も、

環境も、

そして、

人との関係もあります。

だから、

一つの答えを覚えるより、

「この赤ちゃんは、今どう感じている?」

という問いを持てる支援者になりたい。

私は、そう思っています。

✤✤✤✤✤✤✤✤✤

助産師さんは、

生まれたばかりの赤ちゃんを抱きます。

授乳を支えます。

お母さんと赤ちゃんの、

とても大切な時間に関わります。

だからこそ、

BRMTの動きを覚えること以上に、

自分自身の身体で
「触れられること」
「動かされること」
「待ってもらうこと」

を体験してほしいのです。

「これくらいなら心地いい」

「もう少しゆっくりがいい」

「今は動かされたくない」

そんな自分の身体の声に気づくと、

赤ちゃんを見る目も、

少し変わるかもしれません。

✜✜✜✜✜✜✜✜✜

BRMTリズミックムーブメントトレーニングは、

赤ちゃんを「どうにかする」ためだけの講座ではありません。

まず、

支援する私たち自身が、

動いて、

感じて、

気づく。

そして赤ちゃんのところへ戻ったとき、

「この子に何をすればいい?」

だけではなく、

「この子は、今、何を伝えている?」

と問いかけてみる。

そこから始まる支援があってもいいと思うのです。

赤ちゃんは、

まだ話せません。

でも、

身体で、ずっと私たちと対話しています。

その小さなサインを、

もう少し受け取れる支援者になってみませんか?

【BRMT リズミックムーブメントトレーニング Level 1】

乳児に関わる助産師さん、保健師さん、看護師さん、保育士さん、PT・OT・STさんにも、ぜひ一度体験していただきたい講座です。

赤ちゃんを変える方法を探す前に、
まず、自分の身体から学んでみる。

そして、

「赤ちゃんの身体の声を聴く」

そんな2日間を、一緒に体験してみませんか?

住所

大阪府八尾市
581-0072

アラート

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