03/05/2026
【プレスリリース】
完全切除後のT1膀胱がんに対して無治療経過観察が標準治療の一つとなることを証明
~JCOGによる研究成果~
▼発表のポイント
・膀胱がん(T1膀胱がん)では、2度の内視鏡での診断、治療(TURBT:経尿道的膀胱腫瘍切除術)が行われ、がん細胞の残存が認められない場合は、再発予防の目的でBCG膀胱内注入療法を行うのが標準的治療とみなされてきました。
・T1膀胱がんの5年生存割合は高く9割を超えていますが、術後に行われるBCG膀胱内注入療法は、多くの患者さんで頻尿や排尿痛、血尿など、日常生活に支障のある副作用が生じ、また治療時の苦痛や負担も大きいことから、より低侵襲な治療が求められていました。
・JCOGでは、2度目の内視鏡手術でがん細胞の残存が認められない患者さんを対象に、BCG膀胱内注入療法に対する、無治療経過観察(追加治療を行わず慎重に経過観察を行う)の非劣性を確認するランダム化比較試験を行いました。
・本試験の結果、無治療経過観察の患者さんの無再発生存期間は、BCG膀胱内注入療法を受けた患者さんに劣らず、副作用も少ない傾向が確認され、無治療経過観察が標準治療の一つとなることが示されました。
・本試験の成果は、膀胱がん患者さんにおける標準治療に関する知見を示すものとして、医学雑誌「European Urology」に掲載されました。
▼詳細はこちらよりご覧ください
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2026/0428/index.html
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