21/08/2026
コミュニケーション技術
介護におけるコミュニケーションでは、利用者の気持ちや考えを理解し、信頼関係をつくることが大切です。
① 傾聴(けいちょう)
相手の話を途中でさえぎらず、相手の言葉に注意を向けて、じっくり聴くこと。
例:
利用者「最近、夜になると寂しいんです。」
介護職「そうなんですね。もう少しお話を聞かせてください。」
👉 ポイント:相手の話をしっかり聴く
② 共感(きょうかん)
相手の気持ちや思いを理解し、その気持ちに寄り添うこと。
例:
利用者「家族に会えなくて寂しいです。」
介護職「寂しいお気持ちなんですね。」
👉 ポイント:相手の気持ちを理解する
③ 受容(じゅよう)
相手の考えや気持ちを否定せず、ありのまま受け入れること。
例:
利用者「何をしてもうまくできません。」
介護職「そう感じているんですね。」
👉 ポイント:否定せずに受け入れる
④ 明確化(めいかくか)
相手の話が分かりにくいとき、質問などをして、内容をはっきりさせること。
例:
利用者「あの人が嫌なんです。」
介護職「『あの人』というのは、どなたのことですか?」
👉 ポイント:分からないことを明確にする
⑤ 焦点化(しょうてんか)
相手がいろいろなことを話しているとき、その中から重要なことに焦点を当てること。
例:
「ご家族との関係について、もう少し聞かせていただけますか。」
👉 ポイント:大切なことに焦点を当てる
⑥ 要約(ようやく)
相手が話した内容や気持ちを整理して、短くまとめて伝えること。
例:
「つまり、ご家族に会えないことが一番つらいのですね。」
👉 ポイント:話の内容をまとめる
⑦ 直面化(ちょくめんか)
相手が自分では気づいていない問題や矛盾などに気づき、向き合えるようにすること。
例:
「今、そのことについて、どのように感じていますか。」
👉 ポイント:自分の問題と向き合う
⑧ 逆転移(ぎゃくてんい)
介護職が、利用者に対して自分自身の過去の経験や感情を重ねてしまうこと。
例:
「この利用者さんを見ていると、亡くなった母を思い出します。」
👉 ポイント:介護職自身の感情を利用者に重ねる
⭐ 試験で覚えるポイント
傾聴 → 話を聴く 👂
共感 → 気持ちを理解する ❤️
受容 → ありのまま受け入れる 🤝
明確化 → 内容をはっきりさせる 🔍
焦点化 → 大切なことに焦点を当てる 🎯
要約 → 話をまとめる 📝
直面化 → 問題と向き合う
逆転移 → 介護職の個人的な感情を利用者に重ねる
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