29/08/2026
「ギャーテーギャーテー自分を越えてけ」
25年間、ホメオパシーのコンサルテーションをしてきて、つくづく思うことがある。
人は、変わることを恐れる。
病気だけを取り除いて、今までとまったく同じ生き方に戻りたいと思う人は多い。
でもおいらは、本質的な意味で生き方が変わらなければ、病気も根本的には変わっていかないと思っている。
不思議なもので、人は「今より幸福になれるかもしれない未知の未来」よりも、「多少不幸でも慣れ親しんだ今」に留まろうとする。
でも自然を見れば、ずっと同じものなんて何もない。
季節は移り、木は芽吹いて、枯れて、また芽を出す。川の水だって一瞬たりとも同じではない。
人間だって同じだ。
今、自分が「これが私だ」と信じているものだって、長い変化の途中にある一つの姿に過ぎない。
だから変わることは、何か別人になることではない。
むしろ、自然なことなんだと思う。
身体が変わろうとしているのに、心が元の場所へ引き戻そうとすることもある。
だから、その人が変化を認め、実際に変わり始めた時に、そこに伴走することが大事になる。
こちらが答えを与えるのではない。
その人自身が、自分の足で次の場所へ進んでいく。その変化を邪魔せず、一緒に見ていく。
僕は25年間やってきて、ホメオパシーの仕事とは、結局そこなのではないかと思う。
治癒とは、元の自分に戻ることではない。
今までの自分を握りしめることでもない。
今の自分を越えていくことだ。
ギャーテー、ギャーテー。
越えてけ、越えてけ。
僕らはみんな、途中にいる。
#ホメオパシー #ホメオパス