おぐの相談室

おぐの相談室 「おぐの相談室」は強度行動障害研修、及び精神障害相談支援研修を修了した相談支援専門員が担当する相談支援事業所です。

25/04/2026

支援員は連絡ミスが事故に繋がる事を常に良く意識して欲しいと思う。

三河島事故(みかわしまじこ)は、1962年5月3日に東京都荒川区の国鉄常磐線三河島駅付近で発生した、死者160名・負傷者358名の日本鉄道史上最悪級の多重衝突事故です。
最初の列車脱線と接触事故では死者は出ませんでしたが、対向列車を停める時間はあったにも関わらず、連絡ミスにより対向列車が突っ込み大惨事になりました。
荒川区にお世話になっている身として覚えておきたいですし、今年も5月3日に心の中で手を合わせようと思います。

障害者施設や児童福祉施設等で発生する事故の原因も連絡ミスに関係する事が多く、支援員の方は報連相を意識して連絡ミスを無くして、事故防止に努めて欲しいと思います。
曖昧な表現や、復唱や確認の欠如が連絡ミスを発生させてしまったり、引き継ぎ不足や複数人作業での情報共有の断絶、緊急時の連絡体制の不十分等が要因になる事もあります。
①復唱・ダブルチェック、②記録に残す、③曖昧さを排除する、④情報共有ルールの統一
が事故防止に重要と言われています。
今は新年度の体制変更や連休の影響等で事故が起きやすい時期ですので、特に気を付けて欲しいと思います。
相談支援は利用者様に直接触れる事は殆どありませんが、他事業所を含めた連絡を充実させる事が大切な仕事ですので、私も連絡の重要性を意識し続けたいです。

29/03/2026

芸術の素晴らしさは時空を超えて共感できる為、特に発達障害の方には重要だと思う。

先日は久しぶりにクラシックの演奏会を楽しみ、感動しました。
ベートーヴェンが作曲時に何を感じたのか、時空を超えて共感できる感覚があります。
偉大な芸術が時空を超えて感動を共感できる事は、未来もそうなのでは無いかと思えます。
即ちベートーヴェンの名曲は未来でも感動を与えうると言える事が更に感動を増幅する様に感じます。

言語も何万年の過去と未来を超えるという点では共通点があります。
日本語の原型は縄文時代と言われており、日本列島の中での人の往来は昔から盛んであった為に1億人規模の言語体系がまとまった様です。
言語は過去と未来に繋がっている為、ネイティブ言語として話す事や書く事はそれだけの重みの様な何かを感じます。
しかし、言語は例えば「虚言」「暴言」「誹謗中傷」等のマイナス面も含んでしまう事も残念ながらあります。
もしかしたら重度の発達障害の方が言語に抵抗を持たれるのは、言語のマイナス面が時空を超えてブレーキを踏んでいる状態なのかも知れません。
発達障害の方が芸術には抵抗なく、或いは常人よりも優れているのは「時空を超えて共感できる感覚」に因る様に思えます。

22/02/2026

大人の言動が子供達に影響を与えている大きさを認識して、正しく誘導して欲しいと思う。

マクマーティン保育園事件は幼児や低学年のお子様を支援する方にとっては知っておくべきと思いますが、かなり複雑ですので気になる点だけを簡単に説明します。
米国ロサンゼルスの保育園で性的虐待があったと起訴された為、国際児童研究所(CII)に調査を依頼した結果、360人以上の性的虐待があったと報告されて、ロサンゼルスのテレビで大々的に報道された事で全米に社会的恐怖やモラルパニックを引き起こした事件です。
CIIから園児や卒園生に対しての質問が誘導尋問であったと後々批判されましたが、子供達は「魔女が飛ぶのを見た」「熱気球で旅行した」「秘密の地下トンネルを通った」等の荒唐無稽な回答も多かった様です。
6年間の裁判でCIIの調査は無効とされましたが、子供達が大騒動の渦中にいた影響は無視できないと思います。

大人が考える以上に、子供達は大人や周りからの影響を多大に受ける事をしっかりと認識するべきでしょう。
これは幼児や低学年のお子様が成長する環境が非常に大切であると示唆しており、ひいては療育内容の重要性を示していると思われます。
支援者が自主性を尊重していると言っても、実際は支援自体が「誘導」に類似している事を認識して、支援の方向性を重要視して欲しいです。
一方で親御様の言動が無意識に自分の子供を誘導してしまっている事実も認識して欲しいと思います。
そして親御様が子供の障がいの有無に拘る事は全く無意味であり、寧ろ児童発達支援等の療育に行ける事を前向きに捉えて欲しいと願います。

25/01/2026

昼夜逆転を問題として意識し過ぎるよりも、日中活動が不足している方が重要かも知れない。

障害の方を公私共に多く見ていますが、特に成人では精神、知的、身体のいずれでも昼夜逆転の割合が高いと感じます。
昼夜逆転の障害者を支援する施設支援者や家族も昼夜逆転になってしまう事は仕方が無い面があり、実際に筆者も同様です。
昼夜逆転の弊害としては、免疫機能の低下、ホルモンバランスの乱れ、概日リズム睡眠障害、高血圧や生活習慣病のリスク、自律神経の乱れ、パフォーマンスの低下、等が挙げられており、例えば服薬等で改善を促す方法が一般的です。
しかし眠れない夜に薬を使って無理に寝る事に最近は懐疑的に感じる事が多くなっています。

昼夜逆転の弊害を聞いて筆者も怖く感じますが、実際に心身の健康を保てている原因は、日中に十分に活動している事と合間に休む事を意識している所為かも知れません。
相談支援の仕事にやり甲斐を感じており、実際に利用者様の笑顔を見ると眠気は吹き飛んでしまいますが、それでも眠い時は少しの合間に休む事を心掛けています。
眠れない夜は溜まっている文書作成等を効率的に作業できるチャンスタイムでもあります。
それが出来るのも筆者がサラリーマンでなく、24時間仕事に携われる立場が関係している様で、有難く感じています。
筆者は日中活動(仕事)を忙しくこなしているからこそ心身の健康が保たれている面がある為、翻って障害者の昼夜逆転の真の原因は「日中活動の不足」の様にも思えるのです。

30/12/2025

2025年も大変お世話になり、ありがとうございました。2026年も宜しくお願い致します。

おぐの相談室として振り返ると、2025年度からソラティオ23と協業体制を組んだ事は大きかったです。11月からはそれに宮本相談支援センターも加わりました。
毎週のミーティング等で徐々に協働の皆さんの個性も理解できて来て、やはり相談員として落ち着いた方が多い印象を持ちました。
実際に現場のヘルパーや施設職員と話すと、落ち着きの無い話しづらさを感じる事はありますが、現場と少し距離がある事もありますが、相談員は穏やかで話し易い事も重要な素養と感じました。

そして2025年も多くの利用者様と出会えた事は最大の喜びです。
2026年も多くの利用者様と出会いたいと思いますし、今までの利用者様との関係が深まる事も楽しみです。
おぐの相談室としても新しい職員を迎えたい気持ちはありますので、良い出会いがあれば幸いです。

個人的には色々な知識欲が旺盛になった1年でしたが、それらはYouTube等から気になって調べた事が多く、チャンネル選択こそが今後は重要になると感じました。
因みに昨日「世界経済地図」を読み終えましたが、これも入り口はYouTubeです。
2025年はずっと心身の健康を保つ事が出来て本当に良かったです。
2026年も健康に留意して頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。

23/11/2025

金銭管理や節約について考える力を育む教育や支援体制の不足は喫緊の課題であると思う。

最近は生活保護を受けつつも金銭管理が上手く出来ずに何回も電気を止められる精神障害や軽度知的障害の方が残念ながら急増しています。
急増の最大の要因は物価高ですが、今までと同じ様には生活できない事を自分の課題として認識できない為と想定しています。
精神障害や軽度知的障害の方はやはり考える力が弱い面がありますが、それをフォローする体制が充分には整っていない現実があります。
私も学校で習ったのでは無く、生活の中で節約等を自ら考えて来た事が役に立っている実感はあります。
生活保護の金銭管理サービスもありますが、結局は自由に使える額が減るだけのサービスであり、考える力を強化する目的ではありません。

そもそも金銭管理や節約については簡単では無いのに、学校でもその授業が殆ど無い事は日本全体の問題でしょう。
金銭管理により節約する方法を知る事は、人生を生き抜く上で非常に重要な能力の筈です。
若いうちから節約や生き抜く力を養える様な教育を必須にして欲しいと切望します。

25/10/2025

障害福祉分野では移民の方が増える程に難しくて大変な労力を要する状態になると思う。

日本政府による移民と留学生の受入れ政策により、ここ数年で街に外国の集団の方を見かける機会が急増しました。
それにより異文化やその宗教的なコミュニティとの摩擦によるトラブルも最近は頻繁に聞かれます。
日本で無くなると危機感を持ってしまう人の気持ちも良く分かります。

介護業界は人手不足だからといって、安易に外国人で間に合わせようとしても、現実はそう簡単ではありません。
例えば日本人が1人でイスラム系が残り4人の現場では、イスラム系の支援サービスにならざるを得ませんが、様々なトラブルも増える筈です。

一方でサービスを受ける側も異文化の方が増える事によるトラブルも増えています。
今までの発達障害の方の療育は、日本での集団生活に適応できる事が主目的でしたが、異文化の方は違った考えをお持ちです。
異文化やその宗教のコミュニティが力を付けられる程、障害福祉分野ではサービス提供側と受ける側の両面で混乱する事は目に見えています。

10年前は外国の方が日本式に溶け込んでくれたから良かったですが、近年の外国の方に頼る政策により、かなり混乱して来ました。
2000年以上も島国として独自の文化を継続して来た為、どこまで譲歩すべきかは個々に検討するしか無く、移民の方が増える程に難しくて大変な労力を要すると思われます。
移民政策を直ぐに方向転換しない場合は大混乱が生じますが、もしかしたら新たな希望が見えてくる可能性はあるかも知れません。

20/09/2025

相談員として利用者様を意識する事で、少しは相手の存在を濃くしていると信じたい。

量子物理学の観測問題は不思議であり難しいですが、人が意識する事によって存在が変化する現象には興味を持っています。
量子は最小の粒子であり波動でもあるのですか、観測者がいると物質が存在して、居ないと存在が薄くなる結果に驚きつつも、何となく相談支援とも似た面も感じてしまいます。

身寄りも少なく引っ込み思案な方は、意識される事が少ない為に存在が薄くなっているのでは無いかと、ふと思います。
私自身も一人暮らしで独身を謳歌していた時と、子供達の世話と仕事に追われている時では、存在の濃さが違う様な感覚を持っています。

相手を意識する事が或いは相手の存在を濃くしているのかも知れません。
相談員の仕事としても、利用者様の事を良く考えて意識する事で、少しは存在を濃くしているのでは無いかと想像しています。

29/08/2025

重度障がいの方を無意識に「穢れ」で見てしまう方は多く、相手の真の理解を妨げていると思う。

夏場は怪談や妖怪の話が増えて、最近はその動画でも多く再生されて、つい観てしまいます。
お化けが単に怖いだけの話ならば全く興味はありませんが、何故そんな事をするのか、お化けや妖怪の人格まで踏み込んだ作品には興味を抱きます。
特に穢れの本質が気になる事は、私が障がい者支援に公私共に長年携わって来た事と関係がある様に思います。

軽度ならば兎も角、知的や精神の重度の障がいの方は見た目や言動の異常さから、穢らわしい存在として忌み避けられる事を私は多く経験しています。
虐待防止や差別解消について机上で学んだ方でも、重度障がい者に接する際に敬遠に近い言動をしてしまう方は多いです。
それにより深層心理が傷ついてしまう方もいるでしょう。

障がいの理解を妨げる本当の壁は、無意識に「穢れ」を感じる事なのかも知れません。
衛生学的に清潔である事は重要ですが、衛生面と関係ない穢れは、接する側の心のバリアと言えるでしょう。
お化けや妖怪の気持ちを理解しようとする事と、重度障がいの方を理解する事の根本はどこか似ていると感じます。

19/07/2025

フェンタニルの問題に多くの人が危機感を持って欲しいですし、薬物依存症が増えない様な希望を持てる社会になって欲しいと切望している。

名古屋が合成麻薬「フェンタニル」の原料物質の中国からの中継基地になっているニュースは非常に重大だと思いますが、政府が有効な手を打てていない現状は保健面でも外交面でも大問題だと思います。
フェンタニルはモルヒネの50〜100倍もの鎮痛効果があり、アメリカでは多くの中毒患者が社会問題になっていますが、魔の手は確実に日本にも迫っています。
また麻薬類と戦争は密接な関係があり、アヘン戦争の様に敵国を貶める作戦もありますし、普通の人は平気に殺人は出来ない為、麻薬類で罪の意識を減らして戦闘能力を上げる目的でも使用されます。

薬物依存症は絶望感から陥ってしまう事が多く、希望を持って前向きに生きている方は依存する確率は低いです。
実際にベトナム戦争中にヘロインを常用していたアメリカ兵士でも、帰国して家族と暮らす事で薬物依存症にならなかった方は多いです。
私も相談員として薬物依存症やフェンタニルの問題は他人事ではありません。
相談員として出来る事は限られますが、依存症の方とも親しく接して貰う事で、少しでも希望を持って前向きに生きて欲しいと願っています。

22/06/2025

ゲノム解析によって解明される人類史、そしてゲノム解析で解明して欲しい自閉症の原因も何か関係がありそうで興味が尽きない。

ゲノム解析による人類史の解明は日進月歩であり、ネアンデルタール人は広くユーラシア大陸に生息してホモサピエンス(現在唯一の種)と共存していった様子が分かって来ました。
ホモサピエンスにネアンデルタール人のDNAが含まれている事は判明していますが、優れた知能や文化や芸術性を持ったネアンデルタール人がなぜ種として絶滅したのかは不明です。
縄文土器の芸術性や旧人類との交流を思わせる様々な神話等、解明されて来たネアンデルタール人(またはデニソワ人等)に関係していたかも知れないと思えて、興味が尽きません。

自閉症スペクトラム症(ASD)は社会性、コミュニケーション、拘り等の症状から診断される診断名ですが、原因が一つでは無い事は明らかで、今後はゲノム解析によって原因の組合せが分かって来るかも知れません。
偶然とは思いますが、ネアンデルタール人由来のDNAの割合とASDの方の割合が共に3~5%と同等の割合になるのも、ASDの要因が人類の歴史に関係している気がしてしまい、興味が尽きません。

住所

西尾久5-9-7 リード西尾久 104
Arakawa-ku, Tokyo
116-0011

営業時間

月曜日 09:30 - 15:30
火曜日 09:30 - 15:30
水曜日 09:30 - 15:30
木曜日 09:30 - 15:30
金曜日 09:30 - 15:30
土曜日 15:00 - 18:00

ウェブサイト

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