24/07/2026
おとなの浴衣
先日、馴染みの呉服屋さんから「浴衣が仕立て上がって来ました」との連絡がありましたので受け取りに行きました。
実は新しい浴衣を買いました。
先日浴衣を着ることがあったのですが、私が持っている浴衣は娘時代に仕立ててもらったもので、もう流石に飽きてしまい、今の自分に合った浴衣が欲しくなったのです。
そこで、馴染みの呉服屋さんに久しぶりに顔を出させてもらいました。
「新しい浴衣が欲しくて来ました。すっかり自分の浴衣に飽きてしまったので」と呉服屋の奥さんに話しますと「すごいですね!飽きてしまれる程浴衣を着られるなんて。今の時代なかなかいらっしゃいませんよ。でもそういう方のお陰でうちは成り立っているんでありがとうございます!」ととても喜んでくださいました。
「飽きるまで浴衣を着たことがすごい!」との奥さんのお言葉に「本当にそうだ」と改めて自分を褒め、ご褒美としても新しく浴衣を買うことにしました笑
私は新しく浴衣を仕立てるならこの呉服屋さんでと思っていました。
そこの奥さんは毎日素敵なお着物姿で店に出ていらっしゃり、センスもよく安心して選べるからです。
そこで、昔から憧れていたある浴衣の反物をいくつか出してもらい体に当てて頂きました。
すると、若い時にはまだ早い感じがして、「もっと歳を重ねてから」と思っていましたそれらが、54歳になった今はなんともしっくりしっとりと似合ったのです。
高校生の頃から私を知っています奥さんは「◯◯さん(私)もこの浴衣が似合われるお歳になられたんですね」と言われますので「それはそうです。おばあちゃんになったんですから」と言いますと「時の経つのは早いですね」と奥さん。
お互い笑顔でそのような会話を交わしながらの温かな雰囲気の中、ある柄をひとつ選びました。
そしてそれを仕立てて頂いたのでした。
実は今回の買い物は夫には内緒でした笑
夫に言うときっと「あるものを着ればいい」とか「◯◯(私)は何を着ても似合うよ(だから買わなくてもいい)」というに決まっているからです。
それに「これ何?」と万が一聞かれても「元々嫁入りに持って来たものや」と言えば「そうか」と疑うことはまずありません。
昨日も仕事から帰って来た後、座敷にこもって新しい浴衣や他の夏の着物を出して整理していましたら、夫が「何してるの?」と入って来たので「夏の着物の整理や」とだけいいました笑
新しい浴衣が入ったたとう紙をワクワクしながら開けて見ますと、浴衣の上には奥さんが書かれた素敵なメッセージが入っていました。
私は「やはり流石だな〜」とうっとり。
昔も今も変わらず素敵なお心遣いをしてくださる憧れの奥さんのお姿に学ばせてもらいました。
昨日夫から「◯◯さん(新規のお客様)にお手紙書いて」と頼まれました。
しかし私は「そこまでしなくても」と面倒に思ったのですが、呉服屋の奥さんのお手紙を思い出して「浴衣を買ったんだからせめて学んだことを仕事に活かしていこう!」と心改め、筆ペンで心込めて便箋に書かせてもらいました。
そして、やはり夫に内緒にしているのは心苦しいので、このSNSで白状いたしました次第です笑