09/04/2026
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患者さんが来られました。
この方、約2年前にご紹介で私の薬局に漢方相談に来られたのです。
その際のご相談内容はパニック障害と不妊治療(妊活)でした。
そして、当初はこの2つの治療を同時にし始めたのですが、思った以上にパニック障害の症状がひどかったので、パニック障害の漢方治療だけに絞って治療を行なったのです。
そして、パニック障害の漢方治療が終了したので改めて不妊治療(妊活)の漢方治療を始める事になったのです。
ただこの患者さん、今までも産婦人科には通われていて、不妊治療は受けられていたのですが、かなり重度の生理不順(排卵障害)があり、とにかく排卵しないのです。
病院で検査したところ、高プロラクチン血症は見つかって、そのためのお薬は服用されているのですが、生理不順(排卵障害)は変わらないのです。
そのため、排卵誘発剤も飲んだ事もあるのですが、それを飲んでも排卵しない事が多く、妊娠以前に、まず定期的に排卵する事がなかなか難しい方なのです。
こんなに酷い排卵障害があるので、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とかあるのではないか?と思ったのですが、病院でもその検査はされていて、問題無かったという事でした。
基礎体温をチェックしていると、高温期が来ないのに、生理が来る事が多いので、もともと無排卵月経が多かったのではないかと思っていて、ご本人にも確認してみたのですが、いつからこうなったのか?分からないみたいでした。
とにかく、高プロラクチン血症のお薬、排卵障害剤を使ってもなかなか排卵せず、さらに、リセットするためのピルを使っても生理がちゃんと来なかったりするのです。
これは…思った以上に大変かも…
今までの経過から、この方は実際はずっと排卵障害が続いていたのではないか?という仮説に基づいて不妊症の漢方薬というより、先天的な生理不順を改善する漢方薬を出してみることにしました。
この患者さんは1週間間隔でご相談に来られるのですが、生理というのは順調にいっても4週間に1 回程度です。
なので、感覚的にはだいぶかかるだろうなと思いました。
先天的な生理不順の方は漢方薬を服用しても、体質改善が進んでくるまでに時間がかかります。
通常早くとも3ヶ月、時間のかかる方は1年間位時間が必要になる事もあるのです。
この患者さんは今までの病院の治療の経過から考えると、1年位かかるかな?と思ったのですが、漢方薬を服用して1ヶ月後には卵胞20mmまで育っているのが確認できて、次の月は卵胞も育って、排卵もしたのです。
思った以上に簡単に排卵したので、少し拍子抜けしました。
しかし、基礎体温の形は良くないので、まだ妊娠はし辛い気はするので、そういう意味では、妊娠するまでには時間がかかるかもしれません。
それでも、思った以上に順調に排卵するようになって良かったです。
このまま、続いてもらればと思います。
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わたしが書いた不妊治療(妊活)の本が発売されています。
『35歳からの「妊娠体質」のつくりかた』
谷 裕一郎
出版社 日東書院本社
定価1400円(税別)
全国の大型書店でも購入できるはずですが、プロフィールからAmazonの購入サイトに飛にぶようにしましたので
興味のある方は読んでみてください。
よろしくお願いします。
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