21/05/2026
GPS端末版のヒヤリハット特集!
認知症の徘徊(ご高齢者のひとり歩き)を見守るGPS端末を取り扱う際にご利用者様からいただいたヒヤリハットを集めてみました。 見守りGPSを運用する際の参考としてご活用ください。 充電に関するヒヤリハット いつもと同じように充電したGPS端末を靴に入れ、靴を玄関にスタンバイ。いつもと同じようにアプリを開くと…、「エッ?、位置情報が出てこない!まさか故障?!」「充電したよね!」。… よく見ると、コンセントからACアダプターが抜けている。「しまった!どうしよう!!」 運よく、10分ほどで戻ってきてくれた。「助かった~」。 これからちゃんと確認します。 屋内での使用に関するヒヤリハット 使い始めのころ、家にいるはずのおじいちゃんの居場所の表示が近所の「土手」を指している。 直ぐに近所の人に確認をとってもらうと「家にいるよ」とのこと。「故障だ」と思い福祉用具店さんに連絡すると、「屋内にいるときはGPSの電波を取りにくいので、位置がずれることがありますよ。って言ったじゃないですか」とのこと。「そう言えば・・・、確かにそう言ってました・・・つい慌ててしまって」 「iTSUMO(いつも)は家にいることをお知らせするのではなく、屋外の居場所を知るためのものなんです」って、再度優しく教えてくださいました。 別の靴を履いて出て行ったヒヤリハット イツモの専用シューズを購入し、GPS端末をそこに入れ使っていた。年末に親戚一同が集まり楽しい正月を過ごしていたが、夕方になって「おばあちゃんが居ない!」「でも靴あるよ」??? 「あっ、俺のサンダルがない! あれを履いて出たな!」。 みんなで探し回り、近くの公園で発見しました。これから余計な靴はちゃんと仕舞います。 夜間の徘徊ヒヤリハット 同居している母が夜中に徘徊することがある。GPS端末をレンタルし「もしも」の時に備えていた。ある日、深夜に家を出て行ったようだったが、私が物音に気付かず、気づいたのは朝方になった。居場所を確認すると少し遠い距離だったため車でお迎えに行った。深夜は人通りも少なく、保護されることも難しい。福祉用具店に相談すると、「いい機能があります」というのでその機能を設定してみた。一定の距離から離れたらメールが来るというもので、少し安心できています。 デイサービスで他人の靴と間違えたヒヤリハット 遠距離で暮らしている母のためにGPS端末を借りて靴に付けている。 デイサービスに行っているはずの日に居場所を検索すると、隣の町を示している。すぐにデイサービスに確認すると、「来ていらっしゃいますよ」とのこと。GPSのことは施設の方に話していたので事情を説明すると、別の人が母の靴を履いて帰宅したことがわかった。すぐに施設の方が出向いて回収してくださったが、本当にヒヤリとした。 カバンを忘れて帰ってきたヒヤリハット いつも持っているカバンにGPSを入れて使用していた。ある日、散歩から帰ってきたら持っているはずのカバンを持っていない。「どこに置いてきたの」と聞くと「わからない」という返事。 GPSの場所を見ると午前に行っていた病院付近を指していた。病院に確認すると「あります」という返事でGPSは回収できたが、GPSを持たせる場所を靴に変更することになった。 エアタグを使用したヒヤリハット 九州の田舎に住んでいます。父親の徘徊がはじまり徘徊対策として友達から勧められた「エアタグ」を使用してみた。真夏のある日、父が散歩から帰ってこないためスマートフォンで確認すると遠いところを示していたためお迎えにいってみた。その場所付近では姿が見当たらない。しばらく付近を捜索してみたが見つけられない。警察に行こうとしたとき母から連絡が入り「帰ってきた」とのこと。その時のエアタグの位置はまだこの場所を示していた。その後よく調べてみると、エアタグは近くに「アイフォン」などがないと位置情報の更新が遅くなることがあることが判明。やはり我が家付近での見守りには適していないので、今はGPSを使用している。 川に投げ捨てたヒヤリハット レンタルでGPS端末を借りていますが、靴に取り付けたGPSのカバーが気にいらなかったのか、充電しようと靴を見るとGPSが無くなっていた。場所を確認すると家の前の川を指していたので川を捜索。見つけることができた。今は収納型の専用シューズを購入し、そこにGPSを入れて使っている。 辻 和宏 資格:介護福祉士・介護支援専門員・福祉住環境コーディネーター2級 措置時代から介護業界で働き(アラフィフ)、介護保険制度施行後もずっと介護現場に携わってきている。特別養護老人ホーム・有料老人ホーム・グループホーム・通所介護(デイサービス)・小規模多機能型居宅介護・居宅介護支援(ケアプランセンター)・福祉用具貸与での勤務経験を有し、介護事業所の立ち上げに数件参画。 現在は福祉用具の企画コンサルタントとして、新商品の開発などに携わる傍ら、これまでの介護現場の経験をもとに、介護の楽しさややりがいなどを伝えていきたいと考えている。 研修:認知症介護実践者研修・認知症実践介護リーダー研修・認知症対応型サービス事業管理者研修
認知症の徘徊(ご高齢者のひとり歩き)を見守るGPS端末を取り扱う際にご利用者様から実際にいただいたヒヤリハットを集めてみました。 よくあるヒヤリハットから思いもよらなかったヒヤリハットまで、見守りGPSを運用.....