28/08/2026
30代男性
長年、サッカーをプレイしている。
最近、上半身を左に側屈させるとわき腹から股関節の外側にかけて詰まるような違和感を感じている。
右側の太腿裏、膝に近い所のハムストリングに軽い肉離れを繰り返しており、同じ右側の坐骨部にそこらつながるようなピリピリした違和感がある。
詳しく聴いていると、フェイントの練習中、身体の向く方向とは逆側にボールを蹴り出す動きをした瞬間、右の股関節内側に変な感覚が出たとのこと。
立位で交互に片足立ちして貰うと左足なら安定できるが、右足には上手く身体が乗って行く事が出来ない。左の骨盤は後傾位で固まっている。
開脚で左右差を確認するとやはり左側に倒れにくい。仙骨のねじれ方と腸骨の左右回転方向を股関節の異常がどう相互に影響しているのか探りながら調べながら施術することにした方が良さそう。
伏臥位(うつ伏せ)で仙骨と坐骨を繋ぐ靭帯に強い緊張を感じる。神経の緊張を緩めないと、下部組織が中々解放出来なさそうなので、まずはここからゆっくりと緩める。
仰臥位(仰向け)。
右足の中指と薬指の間が局所的に固まっている。右股関節に外転制限を感じる。これは腸骨筋が怪しい。でも、たぶん腸骨筋の筋緊張は周辺神経の緊張により二次的に発生したもの。回盲部の底部周辺を緩めると、半分くらい神経からの緊張信号が途絶えたことがわかる。股関節が外転し易くなった。
足指間ををじっくりゆるめると最初に感じた痛みは次第に消えてきたとのこと。
股関節は単純な過剰内旋+内転では無いので(表と裏の双方から縮んでいる)、脚を引っ張り出すことに。ゆらゆら縦横に振戦を与えながら腸骨筋の支配神経と坐骨の靱帯がゆるんでくるイメージでユラユラプラプラ。。これは何かの動きに似ている。いつも思う。なんだろう。Walt Disneyで観た過剰気味のシェイクハンドを思い出す。
ともあれ、脚の長さが伸びた感覚がある。
クライアントは胃の辺りが良く動いているとのこと。臓器が動き出すと大体方向性は良い事が多い。
肉離れの部位に血液を流すように調整、残された左側はというと、既にほとんど解放されていた。
根本の原因が解放されると二次的な不調はすぐに解消します。
再度検査してみると、左への側屈が柔らかくなり、だいぶ動きやすいとの事。右足の可動域もラクに広がっている。おそらく大丈夫かと思います。
(写真はイスタンブールで早朝の散歩中に挨拶したネコさん)