松阪漢方堂

松阪漢方堂 三重県松阪市の漢方相談専門店、鍼灸治療院です。

気象病(天気痛)に漢方薬気象病(天気痛)とは、気圧や気温、湿度などの急激な変化によって起きる心身の不調全般の事を指します。気圧、気温差などの外界の急激な変化に対応出来ず、自律神経のバランスが乱れる事が主な原因とされています。雨の降る前日~数...
29/05/2026

気象病(天気痛)に漢方薬

気象病(天気痛)とは、気圧や気温、湿度などの急激な変化によって起きる心身の不調全般の事を指します。
気圧、気温差などの外界の急激な変化に対応出来ず、自律神経のバランスが乱れる事が主な原因とされています。

雨の降る前日~数日前や雨の日、台風が近づいている時などに調子を崩す事が多く、主な症状として頭痛、めまい、倦怠感、関節痛、気持ちの落ち込みなどがあります。

東洋医学的には水滞と表現する水の巡りの悪さが影響しているケースが多くみられます。また瘀血(おけつ)と表現する古血の停滞が原因となっている事もあります。
雨の日に古傷が痛むようなケースでは、瘀血が絡んでいる事が多い印象です。実際には瘀血と水滞が混在しているケースも少なくありません。

上記以外にもその方の体質的な傾向や生活習慣などにより、様々な原因が考えられます。

また仮に水滞(水の巡りの悪さ)が原因としても、東洋医学で考えるところのどの部位(上焦、中焦、下焦)、どの深さ(太陽病~少陰病)の問題が大きく影響しているのかを把握出来るよう努める事が大切です。

使われる事の多い漢方薬
五苓散
苓桂朮甘湯
桂枝加苓朮湯
半夏白朮天麻湯
半夏厚朴湯
抑肝散
逍遥散
呉茱萸湯
桂枝加苓朮附湯
真武湯

桂枝茯苓丸
通導散
芎帰調血飲第一加減
治打撲一方
葛根湯など

改善症例
〇30代・女性
2年程前から動悸、倦怠感、めまい、胸のあたりの気持ち悪さなどが続いています。
日頃から体調の悪さはありますが、特に天気が悪くなる前に倦怠感が強くなり、調子を大きく崩してしまうようです。

症状の出方や糸練功(筋力反射テスト)の反応から、自律神経のバランスを整える事を目的に2種類の漢方薬をお出ししました。

漢方薬を飲み始めると徐々に調子の良い日が増えてきました。
3カ月後にはめまいや動悸は起きなくなり、天気が安定していれば生活での支障は殆ど無くなりました。
しかし天気が崩れる前になると倦怠感が強くなり、酷い時には寝込んでしまうようです。

改めて糸練功でお調べすると頚椎に反応がありました。
過去にむち打ちになった事があり、頚は元々あまり良くないそうです。
頚椎の歪みや緊張から自律神経に対して悪影響が起きる事があるため、頚椎の反応の改善を目的とした漢方薬に変更しました。

漢方薬を変更して2週間後に大雨の日がありましたが、これまでと比べて殆ど影響を感じなかったようです。
それ以降は雨の前日や気圧が大きく変動した時も、体調を崩す事なく普段通りに生活出来るようになっています。

この方の漢方薬代金 1日あたり600円(税別)

〇30代・女性
20代の頃から頻繁に起きる頭痛に悩まされています。
特に雨の降る前日や雨の日は、ほぼ毎回頭痛があり鎮痛剤を服用しているようです。

糸練功の反応から水の巡りを良くする作用のある漢方薬と眼精疲労に対する健康食品をお出ししました。
水滞に加えて目の酷使も頭痛の一因になっているようです。
スマートフォンの過度の使用は控えるようにお伝えしました。

漢方薬の服用を始めると短期間で頭痛が起きる事は殆ど無くなり、鎮痛剤を服用する必要も無くなりました。

この方の漢方薬代金 1日あたり600円(税別)

〇70代・女性
30年前から雨の前日は胸騒ぎがして、気持ちが落ち着かなくなるようです。
そのような時は血圧の上昇も伴います。
また天気に関わらず胃腸の調子の悪さや疲れ易さ、気力が出ないなどの症状もあります。

気と水の巡りを良くする事を目的とした漢方薬の服用を始めると、少しずつ体調の良さを感じる日が出てきました。
漢方薬の服用を始めて2カ月頃から雨の前日の胸騒ぎは起きなくなり、天気を気にする事は無くなりました。

その後は胃腸の状態に対する漢方薬に変更して、そちらもおおむね安定するようになりました。

この方の漢方薬代金 1日あたり400円(税別)

雨や気圧の変化に伴う心身の不調は、適切な漢方薬の服用で改善出来る事があります。お困りの方はご相談下さい。

〇20代 女性2年前からえづきとそれに伴う激しい咳が続いているため、漢方薬のご相談に来店されました。病院からは咳止めの薬と吸入粉末剤を処方されていますが、あまり効果は感じられ無いようです。寒暖差による刺激や食べ過ぎ、前屈みの姿勢やうがいをし...
21/05/2026

〇20代 女性

2年前からえづきとそれに伴う激しい咳が続いているため、漢方薬のご相談に来店されました。
病院からは咳止めの薬と吸入粉末剤を処方されていますが、あまり効果は感じられ無いようです。

寒暖差による刺激や食べ過ぎ、前屈みの姿勢やうがいをしようとするとえづいて、激しい咳が出てしまいます。
外出の際に外気にあたると誘発されるため、毎朝出勤前にはえづき、咳が伴うようです。

糸練功(筋力反射テスト)でお調べすると、胃上部(噴門部)のあたりに気滞(気の巡りの悪さ)と緊張の反応がありました。
胃の上部に気の詰まりと緊張がある事で、食道→胃→十二指腸の下向きの流れが阻害されてえづきや咳が出易い状態になっているようです。
気滞、緊張の改善を目的に漢方薬をお出ししました。

服用を始めて2週間後
えづき、咳の頻度が半分ぐらいに減り、食欲も出てきたようです。

1カ月後
更に症状が軽減して2~3割に程度に減りました。

2カ月後
えづき、咳が出る事は無くなりました。以前のように外出のたびにえずく事も無いようです。
調子が良いので咳止めの薬と吸入粉末剤も止めていますが大丈夫なようです。

その後もおおむね調子が安定しているため少しずつ漢方薬の分量を減らし、4カ月後にはえづき、咳に対する漢方薬は終了する事が出来ました。

現在は違う症状に対して、違う漢方薬をお出ししていますが、その後もえづき、咳が気になる事は無いようです。

この方の漢方薬代金 1日あたり400円(税別)(体質、症状により代金は異なります)

うつ病、うつ症状に漢方薬東洋医学の世界では古くから心と身体を分けて考えず、深い関係性があるものと考え「心身医学」に取り組んできた歴史があります。うつ病などの心のバランスを崩した状態では、心だけでなく多くの場合、身体症状を伴います。主な症状と...
01/05/2026

うつ病、うつ症状に漢方薬

東洋医学の世界では古くから心と身体を分けて考えず、深い関係性があるものと考え「心身医学」に取り組んできた歴史があります。

うつ病などの心のバランスを崩した状態では、心だけでなく多くの場合、身体症状を伴います。
主な症状としては、疲労・倦怠感、食欲不振、動悸、めまい、頭重感、手足のしびれ、吐き気、発汗、喉の詰まり、頻尿など。

また寝付けない、途中で目が覚める、眠りが浅く寝た気がしないなどの不眠症状や、きちんと寝たはずなのに朝からの疲労感として現れる事もあります。

精神面では、気分の落ち込み、抑うつ感に加えて、思考力の低下や意欲の低下が伴う事もあります。

漢方治療ではひとりひとりの体質と現れている身体症状から、東洋医学での病気の原因部分を考え、改善に取り組んでいきます。

漢方薬は、古くからうつ病や自律神経失調症などに取り組んできた歴史があります。現在うつ病で通院中の方、病院にかかる程では無くても気持ちが塞ぎ込む、気力が出ない、倦怠感が続くという方はご相談下さい。

改善症例
〇70代・女性
最近急にやる気がなくなり、ため息ばかり出るようになりました。気持ちがうつうつとして、ぼーっとする事が増えてしまったようです。家族の方に訴えても、あまり理解を示して貰えないようです。

ご本人は「老人性うつ病」ではないかと心配をされています。
気の巡りを良くする漢方薬をお出ししたところ、1週間後には調子が良くなってきました。

以前のように料理や掃除をする気持ちが出てきて、気分も明るくなったとの事です。
この方の場合は、症状が出だしてからすぐに漢方薬を飲み始めたため、改善が早かったと思われます。

〇60代・男性
2年前から頭がしびれるような感覚と、抑うつ感や不安感、焦燥感などに悩まされています。
少し前から手足もしびれるようになってきました。脳の検査では異常が無く、病院からは抗うつ剤を処方されています。

中焦の清熱作用のある漢方薬と補助剤をお出ししました。
また清熱作用のある緑の野菜を多めに食べるようにお伝えしました。

漢方薬の服用を始めて1カ月後には、手足のしびれが消失しました。

3カ月後には、抑うつ感や不安感も少しずつ軽減を始めました。頭のしびれも半分ぐらいにまで減ってきました。体調が良いので、食欲も出てきたようです。

4ヶ月後には、頭のしびれを感じる事はなくなりました。
また理由もなく朝から気持ちがうつうつとする事も殆ど起きなくなりました。

〇20代・男性
6年程前から倦怠感や眠気、やる気が出ないという症状が続き、病院ではうつ病と診断を受けています。抗うつ薬を服用していましたが、3週間前から自己判断で中止しています。

上記症状以外には、冷え性で手足が冷える、少食、下痢が多い、寝付きが悪いなどがあります。

症状の出方や体質的な傾向から気虚を補い胃腸を温める漢方薬と、補助剤として血虚を補う健康食品と気の巡りを良くする作用のある健康食品を少量ずつお出ししました。

また養生法として胃腸を冷やす冷たい飲みものは控える事、足首から足先にかけては冷やさない事、就寝前のスマートフォンやパソコンの使用は控えるようにお伝えしました。

漢方薬の服用を始めて1カ月後
日中の眠気は続いていますが、倦怠感は軽減して動けるようになってきました。下痢をする事が減り、気力が出るようになったようです。

3カ月後
変な倦怠感や日中の眠気、気力が出ないという症状は、ほぼ気にならなくなったようです。
朝も以前に比べて起き易くなりました。お腹の調子も落ち着いているようです。

半年後
調子が安定しているため、血虚を補う健康食品は不要と考え中止しました。
日常生活で支障を感じる事は無いようです。

9か月後
調子は安定しているようです。
もう1種類の健康食品も終了して、胃腸を温める漢方薬だけにしました。

その後も生活に支障の無い状態が続いたため、段階的に漢方薬の分量を減らし、服用期間1年で終了する事が出来ました。

〇30代・女性
10年ほど前から強い落ち込みや不安感、不眠症状が続いています。病院では「うつ病」と診断を受けて、抗不安薬と睡眠導入剤の2種類の薬の服用を続けてきました。

抗不安薬の服用を続けている事もあり、以前ほどの強い落ち込みは減ってきていましたが、1カ月程前からそれまで無かったような症状が起きるようになってしまいました。

〇息苦しさ
〇動悸
〇筋肉の強張り
〇手足の痛み、しびれ
〇緊張すると発汗など

それに伴い安定剤や睡眠薬が3種類追加されたため、合計5種類の向精神薬を飲む事になりました。多剤服用の不安もあり漢方薬で薬を減らしていきたいとのご希望で来店されました。
体質的な傾向、症状の出方、糸練功(筋力反射テスト)の反応などから、自律神経のバランスを整える事を目的に2種類の漢方薬をお出ししました。

また養生法として散歩などで適度に身体を動かす事と、食事では緑の野菜と海藻類を多めに食べるようにお伝えしました。

漢方薬を服用して14日後
あまり症状に変化はありません。
糸練功の反応の改善も鈍いため、2種類の漢方薬のうち一つを変更しました。

1カ月後
動悸や息苦しさ、手足のしびれなどの症状が大幅に軽くなったようです。頓服として出されている抗不安薬は飲む必要が無くなりました。

5カ月後
症状が殆ど気にならなくなったり、また少しぶり返したりと、調子の波はありましたが全体的に少しずつ落ち着いてきました。
最近は動悸、息苦しさ、筋肉の強張りや手足のしびれなどは気にならないようです。

病院の薬も睡眠導入剤を飲むだけとなり、外の4種類の薬は飲む必要が無くなりました。2種類の漢方薬のうちの1つを半分の量に減らしました。

7カ月後
睡眠導入剤を飲まなくても眠れる日が増えてきました。
眠れない日が1週間のうち1日程度になり、その時だけ睡眠導入剤を服用しています。
強い落ち込みや不安感も殆ど気になる事は無いようです。

9カ月後
引き続き調子が安定しているため漢方薬を1種類に減らしました。

12カ月後
漢方薬の量を三分の一に減らしても調子が安定しているため、漢方薬の服用も終了する事が出来ました。

調子が安定しするに従って、体調全体も良くなり頭の中もすっきりするようになったようです。
適度な散歩や食事内容など養生法にも積極的に取り組んで頂いた事も良かったと思います。

うつ病、うつ症状は、症状やお身体の状態に合った適切な漢方薬の服用で改善出来る事があります。
お困りの方はご相談下さい。

骨折後の膝の痛みの改善(50代 女性)1年前に転倒して右膝を骨折してしまいました。骨折自体は時間と共に治りましたが、それ以降膝の痛みが段々と悪化してきたようです。安静にしていると痛みは無いようですが、少しでも長く歩くと痛みが出てきます。整形...
16/04/2026

骨折後の膝の痛みの改善(50代 女性)
1年前に転倒して右膝を骨折してしまいました。骨折自体は時間と共に治りましたが、それ以降膝の痛みが段々と悪化してきたようです。安静にしていると痛みは無いようですが、少しでも長く歩くと痛みが出てきます。

整形外科では骨がずれており、水も溜まっているため、手術をするしか方法は無いと言われたようです。
手術はどうしても避けたいとの事で漢方薬のご相談となりました。

症状の出方や体質的な傾向、糸練功(筋力反射テスト)の反応から、どのような漢方薬が適切なのかを検討しました。
糸練功の反応では、膝だけでなく股関節にも負担が掛かっているようです。また膝を中心として、下肢のリンパの循環の悪さの反応もあります。
それらに対して2種類の漢方薬を組み合わせてお出ししました。

服用を始めて1カ月後
漢方薬の服用前は、歩行時にかなり強い痛みがあったようですが、ずいぶんと痛みが楽になったようです。

2カ月後
まだ痛みはありますが、膝が伸び易くなり、更に痛みが軽くなったようです。

3カ月後
多少長く歩いても痛みを感じる事は殆ど無くなりました。
段々と悪化をする膝の痛みに、どうしようもなくなって漢方相談をされたようですが、漢方薬が良く効いてくれました。

変形性膝関節症と診断されるような膝の痛みに対して漢方薬が有効な事があります。
変形性膝関節症は、膝の軟骨の弾力低下、摩耗に伴い起きる症状とされています。ただし軟骨が擦り減っていても殆ど痛みが無く、日常生活に支障の無い方もいます。一方で膝自体に器質的な異常が殆ど無くても、長い期間強い膝の痛みに悩まされる方もいます。

漢方薬を服用しても、擦り減ってしまった軟膏が再生される事は基本的にありません。ただし膝周りの気血水の流れやバランスを整える事が出来れば、例え軟骨が擦り減っていても、膝の痛みを改善出来る可能性は充分にあると思います。
膝の痛みにお困りの方はご相談下さい。

〇背中の痒みの改善(60代・女性)以前から気になっていた背中の痒みが悪化傾向にあるため、漢方薬のご相談に来店されました。1年を通して肌の乾燥と痒みがありますが、空気が乾燥し易い冬場は特に悪化し易いようです。痒みはありますが、湿疹が出ているわ...
11/04/2026

〇背中の痒みの改善(60代・女性)
以前から気になっていた背中の痒みが悪化傾向にあるため、漢方薬のご相談に来店されました。

1年を通して肌の乾燥と痒みがありますが、空気が乾燥し易い冬場は特に悪化し易いようです。痒みはありますが、湿疹が出ているわけでは無いため、見た目にはあまり分からないようです。

糸練功(筋力反射テスト)でお調べすると、大腸の下行結腸に反応がありました。お尋ねすると便秘傾向にあるため便を軟らかくするマグミット錠を処方されていますが、飲んだり飲まなかったりで排便は安定していないようです。

症状の出方や糸練功の反応から、下行結腸の状態の悪さが皮膚の痒みとして表れているように思われました。

補血作用、潤す作用の漢方薬をお出ししました。潤す事で皮膚の痒みと共に、便通にも一定の効果があると思われます。また腸内環境に悪影響を与え易い砂糖や人工甘味料の摂り過ぎは控えるようにお伝えしました。

漢方薬の服用を始めると段々と痒みに軽減がみられ、服用開始1カ月半後には、痒みが気になる事は殆ど無くなったようです。

慢性的な痒みや湿疹は、内臓などの身体内部の慢性炎症が関係しているケースがあります。肝臓や小腸、大腸、肺などが比較的多いように感じています。

内臓の慢性炎症が起きる大きな要因として食べ物の影響が考えられます。
砂糖や人工甘味料、添加物、質の悪い油、アルコールの過度の摂り過ぎは控える事が大切です。

慢性的な痒みや湿疹は、適切な漢方薬の服用と食養生で改善出来る事があります。お困りの方はご相談下さい。

体外受精のサポートに漢方薬〇30代・女性1年半程前から不妊治療を始め、4回人工授精をしましたが良い結果とならず、体外受精に切り替えるタイミングで漢方薬のご相談に来店されました。すでに採卵はされていますが、個数が少なく、質もあまり良くは無いよ...
03/04/2026

体外受精のサポートに漢方薬

〇30代・女性
1年半程前から不妊治療を始め、4回人工授精をしましたが良い結果とならず、体外受精に切り替えるタイミングで漢方薬のご相談に来店されました。

すでに採卵はされていますが、個数が少なく、質もあまり良くは無いようです。

体外受精を予定している2カ月後ぐらいまでの期間は、お身体の状態と子宮周りの状態を良くする目的で駆瘀血作用の漢方薬と心身の緊張を緩める作用の漢方薬をお出ししました。

体外受精後は、子宮内膜の状態を良くする目的で補血作用の健康食品に切り替えました。

幸いにも1回目の体外受精で陽性反応が出ました。
その後来店が途絶えたので気にかけていましたが、2年後に男の子を連れて来店されました。あれからつわりなど大変だったようですが、無事に出産されたとの事です。

今度は二人目の体外受精に向けて体調を整えたいと改めてご相談を受けました。

今回もすでに採卵はされていましたので、1カ月半後の体外受精に向けて瘀血に対する漢方薬と気血の巡りを良くする漢方薬をお出ししました。

その後、体外受精をされて一応陽性反応は出たようですが、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の数値が低いため楽観は出来ないようです。

漢方薬で出来る事は限られていますが、少しでも子宮内の状態が良くなるように補血作用のある健康食品と鮫の肝油製剤をお出ししたところ、1週間後の受診ではhCGの数値が上がり、2週間後の受診で心拍が確認されました。

〇30代・女性
2年前から病院で不妊治療をされている方から、喉の詰まりや息苦しさ、イライラ、気持ちの落ち込み、声の震え、歯の食いしばりなど精神的に不安定な症状に対してのご相談がありました。
このような精神的な不安定さが、妊娠の妨げになる事があると書かれた本を読み心配になったようです。

基礎体温表をみせて頂くと、日によって体温の差が大きいギザギザタイプです。ギザギザタイプの方は自律神経の乱れが影響しているケースがあります。

問診や糸練功(筋力反射テスト)の反応から自律神経のバランスを整える事を目的として、水の巡りを良くする作用の漢方薬を中心にお出ししました。

漢方薬を飲み始めて1カ月後には、ご相談を受けた症状は殆ど気になる事が無くなりました。
その後も順調に改善が進み、漢方薬を半分量にしても良い状態が続いているため、服用開始4カ月で自律神経に対する漢方薬は終了としました。

そこからは妊娠しやすい体質改善を目的とした漢方薬に切り替えました。妊娠し易い体質改善を目的とした漢方薬も、やはり水の巡りを良くする漢方薬が合うようです。

途中で何度か漢方薬を調整しながら半年程服用して頂き、基礎体温表もそこまで悪くないように思いましたが、人工授精を数回しても良い結果とはなりませんでした。

そのため病院でも人工授精から方針を切り替え、体外受精をする事になりました。

それに合わせて漢方薬も体外受精2週間ほど前から、受精卵の着床を維持し易くする事を目的とした漢方薬に変更しました。

幸いにも1回目の体外受精で着床し、その後無事に心拍も確認されました。

妊娠初期には吐き気や頭痛、動悸・立ち眩み、下腹部の張りによる苦しさなど次々に身体の不調が起きましたが、その時々で症状に合わせた漢方薬を服用して頂き、うまい具合に漢方薬も良く効いてくれました。
妊娠4カ月頃からは体調も安定して、無事に出産間近となったため漢方薬の服用も終了としました。

その方の体質に合った漢方薬の服用で不妊治療や体外受精のサポートが出来る事があります。
不妊治療の選択肢の一つに漢方薬を取り入れる事をお勧めしています。

逆流性食道炎による胃痛、不快感(40代・男性)1~2カ月前から胃痛や胃の不快感、食欲の低下、便秘が続いているため漢方薬のご相談がありました。病院では逆流性食道炎の所見があるといわれたようです。胃酸の分泌を抑える薬や胃の働きを良くする薬を服用...
02/04/2026

逆流性食道炎による胃痛、不快感(40代・男性)
1~2カ月前から胃痛や胃の不快感、食欲の低下、便秘が続いているため漢方薬のご相談がありました。

病院では逆流性食道炎の所見があるといわれたようです。

胃酸の分泌を抑える薬や胃の働きを良くする薬を服用していますが効果は感じられ無いようです。
また六君子湯という漢方薬も服用しています。

体質的な傾向や症状の出方、糸練功(筋力反射テスト)の反応から、季肋部の緊張を緩め、余分な熱を清する作用のある漢方薬と気滞(気の流れの停滞)を改善する作用のある漢方薬をお出ししました。

糸練功の反応ではみぞおち~胸脇部にかけて緊張があり、それが胃痛や不快感、胃の働きの低下の一因になっているようです。また胆のうに反応があるため、胆汁の分泌にも問題があるように思われました。

養生法として、胃の調子が落ち着くまでは脂っこい食べ物は出来るだけ控えるようお伝えしました。

漢方薬の服用を始めて15日後
まだ少し胃腸に違和感を感じる日もあるようですが、漢方薬の服用を始める前に比べるとかなり調子が良いようです。

1カ月後
胃腸の調子はすっかり調子を崩す前に戻ったようです。
再発防止目的に漢方薬の分量を減らしたものを30日分お出しして終了としました。

長期に渡る症状では無く1~2カ月前からの不調という事と、体質的に胃腸が弱い訳では無い事もあり、短期間で調子が戻ったようです。

お出しした漢方薬で順調な改善がみられた事からも、この方の胃腸の不調は消化管に余分なエネルギーや熱が停滞して排出出来ない事で起こっていたと考えられます。
東洋医学的には実(エネルギーの渋滞)による不調です。

ご相談頂くまで服用していた六君子湯は、エネルギーを補う作用をベースとした漢方薬です。
東洋医学的には虚を補う漢方薬です。
六君子湯は気虚と痰飲(エネルギーの不足と水の問題)が絡む不調にはとても良く効く事がありますが、実の状態(エネルギーの過剰、渋滞)に用いるとかえって症状を拗らせる可能性があります。

もしかすると2カ月近く不調が続いていた一因には、よかれと思って六君子湯を服用していた事も影響していたのかもしれません。

漢方薬は西洋医学的な副作用のリスクは極めて低いですが、当然の事ですが身体の状態に合ったものを服用しないとかえって調子を崩す事に繋がります。

逆流性食道炎などによる胃腸の不調は、適切な漢方薬の服用で改善出来る事があります。お困りの方はご相談下さい。

強いストレスから解放されて、ほっとしてから始まった心身の不調の改善症例です。心身の不調、自律神経のバランスの乱れは、適切な漢方薬の服用で改善出来る事があります。お困りの方はご相談下さい。
24/03/2026

強いストレスから解放されて、ほっとしてから始まった心身の不調の改善症例です。心身の不調、自律神経のバランスの乱れは、適切な漢方薬の服用で改善出来る事があります。お困りの方はご相談下さい。

〇30代 男性 責任ある仕事内容でストレスの強い日が続いていましたが、一段落ついてストレスが解消した後から心身の不調が続いているため漢方薬のご相談に来店されました。 動悸や息苦しさ、マイナス思考が頭から離.....

〇40代・男性毎年3月~4月下旬ごろまで鼻水、くしゃみ、目の痒みで悩まされているため漢方薬のご相談に来店されました。体質的に水の巡りに問題がありそうです。ご本人に自覚は無いようですが、全体的な雰囲気から冷えも伺えます。ご相談に来店されたのは...
20/03/2026

〇40代・男性
毎年3月~4月下旬ごろまで鼻水、くしゃみ、目の痒みで悩まされているため漢方薬のご相談に来店されました。
体質的に水の巡りに問題がありそうです。ご本人に自覚は無いようですが、全体的な雰囲気から冷えも伺えます。

ご相談に来店されたのは2月下旬で、まだ症状は殆ど出ていませんでしたが、利水作用、温める作用の漢方薬をお出ししました。
数日後から花粉の飛散が本格化すると、鼻水が垂れてくるようになってしまいました。最初に出した漢方薬に加えて、もう1種類温める作用の漢方薬を追加するとかなり症状が落ち着いたようです。完全にゼロという訳にはいきませんが、日によっては1日を通して殆ど気にならない日もあり、例年に比べてかなり楽に過ごせているようです。

花粉症は、適切な漢方薬を服用すると短期間で症状の緩和がみられる事が多いです。お困りの方はご相談下さい。

〇花粉症の東洋医学的な原因
花粉症の東洋医学的な原因でもっとも多くみられるのは、水滞(水の巡りの悪さ)と冷えが重なっているケースです。
外見的には色白、浮腫み易い、皮膚の水気が多いなどの特徴があります。

このような体質的傾向のある方が、冷たいもの、生野菜、果物などを摂り過ぎたり、過度に水分を摂り過ぎると花粉症状もあきらかに悪化します。健康のためにと考えて、飲みたくも無いのに無理に水分を摂り過ぎて、体調を崩すのもこのタイプが多いです。

熱がこもり易く、冷えが殆ど無いタイプの方で水滞がある場合は、利水作用+清熱作用の漢方薬が合う方がいます。花粉などの刺激で粘膜の炎症が起き易い体質といえると思います。

上記以外で水気の無いタイプ、浅黒い皮膚、皮膚の乾燥が目立つタイプの花粉症の中には、解毒証体質といわれる体質の方がいます。血による滋潤作用が不足しており、それによって炎症を起こし易い体質です。花粉の刺激と春の陽気が相まって、身体上部に炎症が起こり易くなります。

目の痒みや鼻詰まりが主症状で、鼻水も出ますが量は少なく、垂れて困るという程では無いケースが多いように思います。炎症が悪化すると副鼻腔炎に移行する事もあります。

上記以外にも様々な要因が考えられます。大切なのは症状や体質的な傾向に合った漢方薬を服用する事です。

花粉の飛散量が増える時期だけの服用でも、症状を緩和する事が出来ますが、症状が落ち着いた後も一定期間、体質的な弱点の改善を目的に漢方薬の服用を続けると、体調全般に良い効果があると思います。

また生活習慣の見直しも大切です。
多くの場合は、冷え+水の巡りの悪さが原因ですので、身体を冷やす冷たい飲みものや生野菜、果物の摂り過ぎは控える事が大切です。

非アルコール性脂肪肝、肝数値の悪化に漢方薬お酒を一切飲まない、もしくは少量しか飲まないにも関わらず、脂肪肝を指摘されたり、肝機能の数値が悪化したりする方が増えているようです。非アルコール性の脂肪肝には、肝臓に中性脂肪が蓄積した状態の単純性脂...
18/03/2026

非アルコール性脂肪肝、肝数値の悪化に漢方薬

お酒を一切飲まない、もしくは少量しか飲まないにも関わらず、脂肪肝を指摘されたり、肝機能の数値が悪化したりする方が増えているようです。

非アルコール性の脂肪肝には、肝臓に中性脂肪が蓄積した状態の単純性脂肪肝(NAFL)と脂肪の蓄積によって肝細胞に障害が起こり、炎症や繊維化がみられる非アルコール性脂肪肝(NASH ナッシュ)があります。
非アルコール性脂肪肝炎(NASH ナッシュ)は、放置すると肝硬変や肝がんへ進行するリスクがあると言われています。

非アルコール性の脂肪肝は、偏った食生活による糖分や脂肪の摂り過ぎが主な原因と考えられます。
特に果糖は、中性脂肪となって肝臓に蓄積されやすいといわれています。果糖を多く含む清涼飲料水や過度の果物の摂り過ぎは控える事が大切です。

非アルコール性脂肪肝と漢方薬

食習慣の見直しに加えて、その方の体質的な傾向や肝臓の状態(炎症や繊維化など)に適した漢方薬の服用で改善出来る事があります。

ただし漢方薬はあくまでもサポートであり、食習慣の見直しが何よりも大切です。

特に果糖の入った飲料水は、身体への吸収が固形物に比べて早いため悪影響が大きいと言われています。

また人工甘味料の身体への悪影響の報告も出始めています。そのため糖質ゼロを謳っているような人工甘味料入りの飲料水だから安心というわけではありません。
糖分、人工甘味料の入った飲料水は、たまに飲む程度に留めて、常飲を避ける事が大切だと考えています。

肝数値の改善症例
〇40代 女性
会社の定期健診で、AST・ALT・γ-GTPが基準値を大幅に超えていたため、漢方薬のご相談に来店されました。
お酒は殆ど飲みませんが、甘いものが好きで頻繁に甘いものを食べたり、清涼飲料水を飲んだりしていたようです。

食生活の見直しと共に肝臓の状態の改善を目的に漢方薬をお出ししました。

食べ過ぎや甘いものを控えるなど御本人の努力もあり、2カ月毎の検査で順調に数値が下がり、半年後の検査ではAST・ALT・γ-GTPは全て基準値以内に改善しました。

この方の漢方薬代金 1日あたり500円~600円(税別)

殆ど飲酒をしないにも関わらず肝機能の数値が悪化するケースでは、食生活の見直しと適切な漢方薬の服用で改善出来る事があります。
お困りの方はご相談下さい。

住所

京町141/4
Matsusaka-shi, Mie
515-0017

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