28/05/2026
症例報告
40代男性
左の腰から臀部にかけて強い痛みがあり
ビリビリするような感覚が続いているとご相談いただきました。
病院では、いわゆる坐骨神経痛と診断され
お薬などで様子を見られていましたが
なかなか症状の改善が見られなかったそうです。
身体をみていくと
特に左の胸郭の硬さが強く
呼吸もかなり浅い状態でした。
さらに身体の反応を丁寧にみていくと
“気を使い続けている”
そんな反応が出てきました。
とても真面目で優しい方。
「自分が我慢して、その場が上手くいくならそれでいい」
そんな在り方で
長い間頑張ってこられたそうです。
もちろん、その優しさに救われる場面もあります。
ですが、その状態が長く続けば続くほど
知らない間に身体は力み
呼吸は浅くなり
少しずつ余裕を失っていきます。
言いたいことを我慢する。
気を張り続ける。
その積み重ねが呼吸の乱れにつながり
横隔膜や胸郭の緊張として現れていました。
坐骨神経痛と聞くと
骨盤やお尻周りの筋肉の硬さが原因と思われがちですが
それと同じくらい
胸郭や横隔膜の状態も大切なポイントになります。
色々なお話を伺いながら
一つ一つ丁寧に身体を整えさせていただきました。
正直、3回目くらいまでは
大きな変化を感じてもらうことができませんでした。
ですが4回目頃から少しずつ症状が改善し始め
6回目の施術日には
「最近すごく調子がいいです」
と笑顔で話してくださいました。
帰り際には
「自分が思っている以上に
ずっと気を張り続けていたんですね。
先生が最初に言っていたことが
ようやく理解でき始めました。」
そんな言葉もいただきました。
症状は
自分を苦しめるために出ているのではなく
“もう無理をしすぎていますよ”
“少し自分を大切にしてくださいね”
そんな身体からのメッセージなのかもしれません。
身体は、想像以上に正直です。
だからこそ
痛みをただ悪者にするのではなく
その奥にあるサインにも
耳を傾けていきたいですね。
ご来院いただき、本当にありがとうございました。
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