31/05/2026
【産前・産後のボディケア】
先日、とても嬉しいご報告をいただきました。
産休に入ってから当院へ通院されていた妊婦さんが、無事に2632gの元気な女の子を出産されたそうです。
LINEには、「母子共に元気に過ごしています」という温かいメッセージが添えられていました。まずは何より、無事に出産を迎えられたことを心からお祝い申し上げます。ご出産おめでとうございます。
実はこの患者さん、妊娠後期に入ってから
・眠りが浅い
・寝返りが辛い
・下痢と便秘を繰り返す
・胃腸の調子が安定しない
というお悩みを抱えて来院されました。
施術を重ねる中で、
「よく眠れるようになった」
「自然に寝返りができるようになった」
「胃腸の調子が安定してきた」
という変化がみられました。
そして出産予定日の約3週間前に最後のメンテナンスを行い、その後、無事に元気な赤ちゃんを出産されたという嬉しいご報告をいただきました。
では、なぜ妊娠中にこのような不調が起こるのでしょうか?それは単純にお腹が大きくなるからだけではありません。妊娠すると赤ちゃんの成長に合わせて重心が前方へ移動します。すると身体は倒れないように無意識に腰を反らせます。
その結果、
・骨盤の傾き
・背骨のバランス
・肋骨や横隔膜の動き
が変化していきます。
特に重要なのが、背骨と神経の関係です。脳から出た神経は背骨の中を通り、全身の筋肉や内臓へとつながっています。妊娠後期は身体に大きな変化が起こるため、骨格のバランスが崩れることで神経系にも余計なストレスが加わります。
その結果、
・睡眠の質の低下
・胃腸機能の乱れ
・疲労感
・身体の重だるさ
などが起こることがあります。
もちろん妊娠中の不調の原因は一つではありません。しかし身体の構造と神経機能は密接に関係しているため、骨格バランスを整えることは身体が本来持つ機能を発揮しやすい環境づくりにつながります。
そして実は、本当に大切なのはここからです。
多くの方は「出産したら終わり」と思っています。しかし身体にとっては、出産後こそ本格的な回復期の始まりなのです。
妊娠中に開いた骨盤。
出産時に大きな負担を受けた筋肉や靭帯。
慣れない授乳姿勢。
抱っこによる肩や腰への負担。
慢性的な睡眠不足。
これらが一気に重なります。
実際に当院でも、産後2ヶ月以上にわたり両脚の強い浮腫に悩まされていたお母さんがいらっしゃいました。
病院では「そのうち良くなるでしょう」と言われていたそうですが、産後初めての施術を受けた翌朝から浮腫が引き始め、ご本人も驚かれていました。
また別の患者さんでは、出産後も戻らないポッコリお腹に悩まれていました。ところが施術を受けた翌朝、「お腹がスッキリしていてビックリしました」というご連絡をいただきました。
もちろん、すべての変化が施術だけによるものとは言い切れません。
しかし、
・呼吸機能
・血液循環
・リンパ循環
・姿勢保持機能
・内臓を支える機能
などが働きやすい環境を整えることは、産後の回復をサポートする上で重要な要素だと考えています。
私はこれまで多くの妊婦さんや産後のお母さんをみてきましたが、共通して感じることがあります。それは、「もっと早く身体のケアを知っていれば良かった」という言葉です。
お母さんが元気でいることは、赤ちゃんにとっても家族にとっても大きな安心につながります。だからこそ、産前だけでなく産後も。そして赤ちゃんのお世話を優先するだけでなく、お母さん自身の身体も大切にしていただきたいと思います。
今回のような嬉しいご報告は、私たちにとって何よりの励みです。改めまして、ご出産おめでとうございます。これから始まる新しい毎日が、笑顔あふれる素晴らしい時間になりますよう心より願っております。
せたがや整骨院 ミヤザワ