ペンギン薬局

ペンギン薬局 三重県津市にある地域密着型の調剤薬局です。
皮膚科・内科を中心に、処方せん調剤はもちろん、在宅医療や継続的な服薬サポートにも力を入れています。
患者さん一人ひとりの生活背景や治療の継続性を大切にし、薬の効果だけでなく、その先の生活まで見据えた支援を心がけています。
安心して相談できる、身近な薬局を目指しています。

こんなのはじめて。ちなみにクーリングオフは、買った物を何でも返品できる制度ではなく、・訪問販売、電話勧誘販売など→8日間・マルチ商法など→20日間に契約を解除できる制度。自分で薬局に来て買った市販薬や処方薬は対象外。処方薬は返品・返金も原則...
11/09/2026

こんなのはじめて。

ちなみにクーリングオフは、買った物を何でも返品できる制度ではなく、

・訪問販売、電話勧誘販売など→8日間
・マルチ商法など→20日間

に契約を解除できる制度。

自分で薬局に来て買った市販薬や処方薬は対象外。処方薬は返品・返金も原則できません。

08/09/2026
【新人薬剤師向け】デルモベート、軟膏・クリームには円形脱毛症の適応があるのに、スカルプローションにはない。頭に使う薬でも、円形脱毛症の適応があるとは限らないんですよね。ステロイド外用剤について、製剤ごとの承認適応と臨床成績を1枚にまとめまし...
08/09/2026

【新人薬剤師向け】
デルモベート、軟膏・クリームには円形脱毛症の適応があるのに、スカルプローションにはない。
頭に使う薬でも、円形脱毛症の適応があるとは限らないんですよね。ステロイド外用剤について、製剤ごとの承認適応と臨床成績を1枚にまとめました。

円形脱毛症にステロイドを塗る治療は、日本皮膚科学会の2024年版ガイドラインでも推奨されています。ただ、「治療として推奨されること」と「個々の製剤に承認適応があること」は別です。適応がないというだけで、効果がないとも判断できません。
dermatol.or.jp/dermatol/wp-co…

臨床成績で気になるのは、どのくらい効くのか。

例えば、2014年に報告された小児41人のランダム化比較試験では、24週時点で脱毛面積が50%以上減った割合は、クロベタゾールプロピオン酸エステル0.05%クリームで85%(17/20人)、ヒドロコルチゾン1%クリームで33%(7/21人)でした。

ただし、この85%は「完全に生えそろった割合」ではありません。使い方も1日2回、6週間塗って6週間休むサイクルを2回という条件です。クロベタゾール群では皮膚萎縮が1人に生じ、休薬中に改善しています。
jamanetwork.com/journals/jamad…

この試験はクリームでの成績なので、そのまま「ローションでも85%に効く」とは言えません。画像に載せた軟膏の密封療法も、普段の単純塗布とは条件が違います。

国内製剤の電子添文にある有効率も、数字だけで順位をつけたくなりますが、別々の試験です。対象患者や評価方法がそろった直接比較ではないため、「有効率が高い方を選べばよい」とは判断できません。

今回の画像は、薬の強さや有効率だけでなく、「どの製剤に適応があるか」「誰に、何を、どう使って得られた成績か」まで確認できるようにしています。円形脱毛症への処方を見たときの確認用に。

#薬剤師 #円形脱毛症 #ステロイド外用剤

【新人薬剤師向け】CYP3A4阻害薬って、添付文書や相互作用を見ているとよく出てきますが、「Strong」「Moderate」「Weak」って何が違うの?と最初は結構分かりにくいと思います。DDIとはDrug-Drug Interactio...
01/09/2026

【新人薬剤師向け】
CYP3A4阻害薬って、添付文書や相互作用を見ているとよく出てきますが、「Strong」「Moderate」「Weak」って何が違うの?と最初は結構分かりにくいと思います。

DDIとはDrug-Drug Interaction、薬物相互作用のこと。ある薬が別の薬の代謝や排泄に影響して、血中濃度が上がったり下がったりするやつです。

CYP3Aは薬の代謝に関わる酵素のひとつで、その中でもCYP3A4はかなり多くの薬に関係しています。このCYP3Aを阻害する薬は、Strong、Moderate、Weakの3段階に分類されています。

基準になっているのは「CYP3Aの影響を受けやすい指標基質のAUCが、阻害薬を併用した時にどれくらい上がるか」。

Strong:AUC 5倍以上
Moderate:AUC 2倍以上〜5倍未満
Weak:AUC 1.25倍以上〜2倍未満

ここだけ見ると、「Strongの薬と一緒に飲んだら、相手の薬もAUCが5倍以上になる」と思ってしまいそうですが、そういう意味ではありません。

例えばクラリスロマイシンはStrong CYP3A inhibitorですが、イキサゾミブとの併用ではAUCは1.11倍。一方でジルチアゼムはModerateですが、バスピロンとの臨床試験ではAUCが5.5倍まで上がっています。

この差は、相手の薬がどれくらいCYP3Aに依存しているかで変わります。CYP3Aが主な消失経路なら影響は大きくなりやすいし、他の代謝経路も使っている薬なら、Strong inhibitorを併用してもそこまで影響しないことがあります。

CYP3Aは肝臓だけじゃなく小腸にもあります。経口薬では腸管での初回通過代謝も関わるので、肝臓のCYP3Aだけ見ればいいわけでもない。

阻害の仕方にも違いがあって、薬が存在している間に酵素活性を下げる可逆的阻害もあれば、時間とともに阻害が強くなるTDI(時間依存的阻害)もあります。クラリスロマイシンなどでみられるMBIは、TDIを生じる代表的な機序のひとつです。

P-gpやBCRPなどのトランスポーター、CYP2C9やCYP2C19など他の代謝酵素まで一緒に阻害する薬もあります。なので、AUCが上がったからといって「CYP3A4阻害だけが原因」とは限りません。

グレープフルーツジュースもCYP3A4阻害で有名ですが、これも製品や濃度、摂取量などで影響の大きさが変わります。単純に「GFJ=この強さ」と固定して考えるのも少し違う。

CYP3A阻害薬を見る時、StrongかModerateかだけ覚えて終わりじゃなくて、相手の薬がどれくらいCYP3Aに依存しているのか、P-gpなど他の経路も絡んでいるのか。この辺まで見ると、相互作用の見え方が結構変わってきます。

#薬剤師 #薬学生 #薬物相互作用 #薬物動態 DDI 服薬指導

大体こうなる
27/08/2026

大体こうなる

小児の抗菌薬の散剤、同じ成分なら味もだいたい同じだと思っていましたが、調べてみるとそうでもない。今回はアジスロマイシンとセフカペンについて、先発・後発で味や製剤にどんな違いがあるのか調べてみました。特に面白かったのがアジスロマイシン。先発1...
26/08/2026

小児の抗菌薬の散剤、同じ成分なら味もだいたい同じだと思っていましたが、調べてみるとそうでもない。

今回はアジスロマイシンとセフカペンについて、先発・後発で味や製剤にどんな違いがあるのか調べてみました。

特に面白かったのがアジスロマイシン。先発1製品+後発6製品を比較した研究があり、苦味・甘味だけでなく、ざらつき、粒子径、水への分散性まで製品によって差が確認されています。

ただし、この研究は成人14人を対象にした小規模な試験。しかも論文上は各メーカーと評価結果を紐付けていないので、「○○社が一番飲みやすい」という話ではありません。

セフカペンも、メーカーによって香料や甘味料、コーティングなどの製剤設計は同じではありません。ただ、こちらはアジスロマイシンのような同一条件での直接比較データは今回確認できなかったので、「どれが飲みやすい」とまでは言えません。

小児の服薬指導をしていて「前は普通に飲めてたのに、今回はめちゃくちゃ嫌がる」と言われた時、体調や飲ませ方だけじゃなく、前回とメーカーが変わってないか確認してみるのもありだなと思いました。

ジェネリックに変わっても成分は同じ。でも、味やざらつきまで同じとは限らない。この辺りは小児だと結構大きな違いかもしれません。

※飲み物・食べ物との相性は製品によって異なる可能性があるため、実際の服薬指導では各製品の電子添文・メーカー資材をご確認ください。

#薬剤師 #小児科 #抗菌薬 #ジェネリック医薬品 #服薬指導

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